This Heat - Live 80-81
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This Heat - Live 80-81

ロックは自由だ。何の制約もなくルールもなくどんなスタイルで何を作り上げても許される、どころか評価される事も多い。不思議な事にどんなサウンドを作り上げてもそれなりのリスナーやファンが付くから面白い。当然音楽を奏でているから音楽的な革新性は必要だし、聴かせる腕前もある程度は必要だ。才能も当然ながら一方ではカリスマ性があればアイコンにはなり得る。狙って妙なサウンドに取り組むバンドもあれば本能的にそこにたどり着くバンドもある。一般的なポップ音楽界からすれば異端かもしれないが、一方では計り知れない影響を与えているバンドも多数ある。全くキリがない程にロックの世界は自由だ。
This Heatの「Live 80-81」なるライブアルバムがリリースされているとは不覚にも知らなかった。カセットだけでリリースされた幻のライブアルバムがあるのは何かで見たことがあるが、こんな発掘ライブ音源がオフィシャルでリリースされていたとは。常に追いかけているバンドでもないから知らなくても当然だが、俄然興味の沸く時期のライブアルバムじゃないかと期待しながら聴いていたところ。そもそもThis Heatはそこまで知られているバンドでもないし、70年代末期に英国から出て来たポストパンクでもありノイズでもあり、カンタベリー系列の血を引く面もありつつの新鋭バンドで、どう形容して良いのか単語が思い付かないレベルのバンド。ただ、後の英国のマイナーなロックシーンには相当インパクトが強かったバンドだろう。
まず如何にもカセット録音素材からのリリースかは明白に分かるレベルの音のチープさ。クリムゾンのアレと同じような代物だし、プライベート録音テープからの発掘音源だろうなとも想像できる代物。それでも幾つかのライブ音源から抜粋された残された音源からのベストライブソースアルバムとも思えるが、正直、どう聴いて良いか分からなくなる。金縛りに遭いながら聴いている、と言った感じで、とにかくライブの迫力やThis Heatの持つバンドの凄さにただただ惹き付けられて身動き出来なくなる恐るべしサウンド。感性豊かじゃないと響かないだろうからニッチなバンドになるし、ポップミュージックじゃないから飛び付きにくいが、ロック的には凄さと迫力を感じる素晴らしきライブ盤。

ロックは自由だ。何の制約もなくルールもなくどんなスタイルで何を作り上げても許される、どころか評価される事も多い。不思議な事にどんなサウンドを作り上げてもそれなりのリスナーやファンが付くから面白い。当然音楽を奏でているから音楽的な革新性は必要だし、聴かせる腕前もある程度は必要だ。才能も当然ながら一方ではカリスマ性があればアイコンにはなり得る。狙って妙なサウンドに取り組むバンドもあれば本能的にそこにたどり着くバンドもある。一般的なポップ音楽界からすれば異端かもしれないが、一方では計り知れない影響を与えているバンドも多数ある。全くキリがない程にロックの世界は自由だ。
This Heatの「Live 80-81」なるライブアルバムがリリースされているとは不覚にも知らなかった。カセットだけでリリースされた幻のライブアルバムがあるのは何かで見たことがあるが、こんな発掘ライブ音源がオフィシャルでリリースされていたとは。常に追いかけているバンドでもないから知らなくても当然だが、俄然興味の沸く時期のライブアルバムじゃないかと期待しながら聴いていたところ。そもそもThis Heatはそこまで知られているバンドでもないし、70年代末期に英国から出て来たポストパンクでもありノイズでもあり、カンタベリー系列の血を引く面もありつつの新鋭バンドで、どう形容して良いのか単語が思い付かないレベルのバンド。ただ、後の英国のマイナーなロックシーンには相当インパクトが強かったバンドだろう。
まず如何にもカセット録音素材からのリリースかは明白に分かるレベルの音のチープさ。クリムゾンのアレと同じような代物だし、プライベート録音テープからの発掘音源だろうなとも想像できる代物。それでも幾つかのライブ音源から抜粋された残された音源からのベストライブソースアルバムとも思えるが、正直、どう聴いて良いか分からなくなる。金縛りに遭いながら聴いている、と言った感じで、とにかくライブの迫力やThis Heatの持つバンドの凄さにただただ惹き付けられて身動き出来なくなる恐るべしサウンド。感性豊かじゃないと響かないだろうからニッチなバンドになるし、ポップミュージックじゃないから飛び付きにくいが、ロック的には凄さと迫力を感じる素晴らしきライブ盤。
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