Grand Slam - Hit The Ground
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Grand Slam - Hit The Ground (2019)

何コレ?ってアマゾン見てて思ったので聴いてみたら驚くばかりのサウンドが飛び出してきて、そこでまた更にハマってしまった。Grand Slamってバンド名、アルバムジャケットのロゴを見て、それってフィル・リノットのThin Lizzy解散後のバンド名そのままだし、ロゴもそのままだからまた編集盤か発掘音源かと思っていたら、グランド・スラムのギタリストだったローレンス・アーチャーが仲間と一緒に作り上げた作品らしい。だから当たり前だけどフィル・リノットは参加していないが、出て来た音はThin Lizzyそのまま。新作と言っても良いレベルの出来映えで何も疑う余地の無いシン・リジィ、フィル・リノット節の楽曲ばかり。
2019年にリリースされた「Hit The Ground」を是非聴いてみてほしい。内容はローレンス・アーチャーとフィル・リノットが当時作りかけていた楽曲群が中心ながらも一部シン・リジィで発表された曲もある。更に驚くべきはアルバムの冒頭からなるほどこりゃフィル・リノットの未発表曲だろう、と思って聴いていたら、ローレンス・アーチャーが作り上げた新曲だった。ここまで見事にあのエッセンスで作れるのもさすがだし、アルバム全体のトータル感も素晴らしいのでグランド・スラム名義のバンド名は万人に認められるだろう。シン・リジィを名乗られれば許されないが、グランド・スラムならば、と妥当なトコロ。言わずもがなのシン・リジィ的ハードロック、即ちメロウでハードで哀愁のある旋律とキメ、歌声や歌い方も似せているからかフィル・リノットの残像が明らかに見えてくるアルバム。
今更ながらこれほどの作品を出してきたのもどういう心境からだろうか。そろそろ最後にもう一旗シーンに投げ込んでおきたいとの想いもあっただろうが、オールドリスナーからしたらもう狂喜乱舞と言わんばかりのアルバム。シン・リジィ好きな輩からしたらありがたきサウンド。どうしたってそこにはフィル・リノットを見てしまうし、勝手に頭の中でフィル・リノットの歌声に変換される。面白いアルバムを出してきたものだ。

何コレ?ってアマゾン見てて思ったので聴いてみたら驚くばかりのサウンドが飛び出してきて、そこでまた更にハマってしまった。Grand Slamってバンド名、アルバムジャケットのロゴを見て、それってフィル・リノットのThin Lizzy解散後のバンド名そのままだし、ロゴもそのままだからまた編集盤か発掘音源かと思っていたら、グランド・スラムのギタリストだったローレンス・アーチャーが仲間と一緒に作り上げた作品らしい。だから当たり前だけどフィル・リノットは参加していないが、出て来た音はThin Lizzyそのまま。新作と言っても良いレベルの出来映えで何も疑う余地の無いシン・リジィ、フィル・リノット節の楽曲ばかり。
2019年にリリースされた「Hit The Ground」を是非聴いてみてほしい。内容はローレンス・アーチャーとフィル・リノットが当時作りかけていた楽曲群が中心ながらも一部シン・リジィで発表された曲もある。更に驚くべきはアルバムの冒頭からなるほどこりゃフィル・リノットの未発表曲だろう、と思って聴いていたら、ローレンス・アーチャーが作り上げた新曲だった。ここまで見事にあのエッセンスで作れるのもさすがだし、アルバム全体のトータル感も素晴らしいのでグランド・スラム名義のバンド名は万人に認められるだろう。シン・リジィを名乗られれば許されないが、グランド・スラムならば、と妥当なトコロ。言わずもがなのシン・リジィ的ハードロック、即ちメロウでハードで哀愁のある旋律とキメ、歌声や歌い方も似せているからかフィル・リノットの残像が明らかに見えてくるアルバム。
今更ながらこれほどの作品を出してきたのもどういう心境からだろうか。そろそろ最後にもう一旗シーンに投げ込んでおきたいとの想いもあっただろうが、オールドリスナーからしたらもう狂喜乱舞と言わんばかりのアルバム。シン・リジィ好きな輩からしたらありがたきサウンド。どうしたってそこにはフィル・リノットを見てしまうし、勝手に頭の中でフィル・リノットの歌声に変換される。面白いアルバムを出してきたものだ。
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