Galliard - Strange Pleasure
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Galliard - Strange Pleasure (1969)

デヴィッド・アンスティのジャケットは割と色々な場面で遭遇する。今度まとめて聴いてみようかなと思うくらいには枚数あるのできちんと調べてライブラリ化してみても良いかも、と思い始めてきた。あまり注目して眺めた事もなかったので、せっかくの機会を有効に使おう。恐らくジャケット眺めていけば何処となくコレかな、という目星は付けられそうなのでそれもまた楽しみ。そんなデヴィッド・アンスティのアートワークが目を引くデラムレーベルからの快作。
Galliardの1969年リリース作品「Strange Pleasure」。メジャーレーベルのサウンドはとにかく安定しているのが救い。新興レーベルだとどうしてもこの落ち着いた安定的な録音には追いつかず、デコボコしていると云うかクセのあるミックスや録音が多いので、それを売りにしている部分もありつつ、デラムやRCAなどを聴いていると圧倒的な安定感に安心する。その分当然聴きやすいしアルバムが引き締まるので、バンドが狙うムードも出せているだろう。Galliardは一言で語るならばジャズロックバンド、となるのだろうか。それでいて歌ものも入っているので十分にキャッチーだが、シカゴほどのブラス・ロックではない。中途半端なジャズ・ロック作品でありながらポップにも仕上げている作品と形容すべきだろう。
牧歌的なサウンドにジャズ・ロック、しかも元気良く明るい作品に仕上げているし、聴きやすい曲も多数含んでいる。ちょいと聴いてみれば実に取り留めのないロックサウンドに聞こえるだろう。実際その通りだし、聴いてて心地良さはあるが、何度も聴くアルバムではない。ただ、どこか心地良い部分が本作を気になる一枚に仕立てている。もしかしたらこんなジャズロックバンド風なのに、一番の聞き所は牧歌的な歌メロかもしれない。その路線を探求していければもうちょっとバンドに未来はあったか。

デヴィッド・アンスティのジャケットは割と色々な場面で遭遇する。今度まとめて聴いてみようかなと思うくらいには枚数あるのできちんと調べてライブラリ化してみても良いかも、と思い始めてきた。あまり注目して眺めた事もなかったので、せっかくの機会を有効に使おう。恐らくジャケット眺めていけば何処となくコレかな、という目星は付けられそうなのでそれもまた楽しみ。そんなデヴィッド・アンスティのアートワークが目を引くデラムレーベルからの快作。
Galliardの1969年リリース作品「Strange Pleasure」。メジャーレーベルのサウンドはとにかく安定しているのが救い。新興レーベルだとどうしてもこの落ち着いた安定的な録音には追いつかず、デコボコしていると云うかクセのあるミックスや録音が多いので、それを売りにしている部分もありつつ、デラムやRCAなどを聴いていると圧倒的な安定感に安心する。その分当然聴きやすいしアルバムが引き締まるので、バンドが狙うムードも出せているだろう。Galliardは一言で語るならばジャズロックバンド、となるのだろうか。それでいて歌ものも入っているので十分にキャッチーだが、シカゴほどのブラス・ロックではない。中途半端なジャズ・ロック作品でありながらポップにも仕上げている作品と形容すべきだろう。
牧歌的なサウンドにジャズ・ロック、しかも元気良く明るい作品に仕上げているし、聴きやすい曲も多数含んでいる。ちょいと聴いてみれば実に取り留めのないロックサウンドに聞こえるだろう。実際その通りだし、聴いてて心地良さはあるが、何度も聴くアルバムではない。ただ、どこか心地良い部分が本作を気になる一枚に仕立てている。もしかしたらこんなジャズロックバンド風なのに、一番の聞き所は牧歌的な歌メロかもしれない。その路線を探求していければもうちょっとバンドに未来はあったか。
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