Hawkwind - In Search of Space
0 Comments
Hawkwind - In Search of Space (1971)

さほど有名でないバンドにも後に有名になるメンバーが参加していたりすると、そのバンド自体も陽の目を浴びることになり、そこで知られていく事からようやく評価が高まる場合もある。どっちにしてもシーンに名が残ればありがたいし、売れればそりゃありがたいだろうから、どういうきっかけであっても知られる事は悪くはない。リスナーも何らかのきっかけが無きゃ数あるバンドの中からそのバンドを選ぶ理由もないから、取っ付きやすくなる。そうして既にロックは50年以上引き継がれてきている。
Hawkwindの1971年リリースセカンド・アルバム「In Search of Space」。レミーはこのアルバム後に参加し始めた模様なので、本作では登場しないが、1972年にリリースされたシングル「Silver Machine」はレミーのボーカルで英国で3位になるほどにヒットした作品として知られている。バンドもスペース・ロックを提唱していたトコロで、ご存知のようにヌードダンサーをステージに上げてのライブショウを繰り広げたり、コメンテーターを登場させたりと多岐に渡るチャレンジを進めている中でレミーも参加していったようだ。それはともかくとして、このセカンドアルバム「In Search of Space」はかなりの傑作だ。スペースロックそのもの、と評価されているのも十二分に理解出来る程に見事なスペース感。アルバム冒頭からその世界観に引き摺りこまれる事必至なサウンドが一気に襲いかかってくる。レミーの名がどうのと云う話はホークウィンドというバンドを知るきっかけに過ぎない。ホークウィンドが持つ本質的な音楽的スタイルに触れてみればそれは即理解できるだろう。
これぞスペイシー、というサウンドが随所で繰り広げられ、リズム隊が淡々とリズムを刻む中浮遊するサックスやギタープレイがフワフワと舞い降り、スペイシーな効果音でより一層の浮遊感を増し、グルングルンと頭の中をかき混ぜてくれる。ゴングやソフツやサイケデリックムーブメントのスペイシーとは異なる、ロック感覚の中でのスペイシー感、正にトリップした感覚に陥るサウンドをここまで表現出来るのは素晴らしすぎる、そんな作品。ポップ感溢れるサイケではなくロック感溢れるスペイシーサウンド、との第一人者とも言えるだろう。こんなにホークウィンドが心地良く聴けるとは…、何度もチャレンジして聴くべきアルバムはまだまだ多い。

さほど有名でないバンドにも後に有名になるメンバーが参加していたりすると、そのバンド自体も陽の目を浴びることになり、そこで知られていく事からようやく評価が高まる場合もある。どっちにしてもシーンに名が残ればありがたいし、売れればそりゃありがたいだろうから、どういうきっかけであっても知られる事は悪くはない。リスナーも何らかのきっかけが無きゃ数あるバンドの中からそのバンドを選ぶ理由もないから、取っ付きやすくなる。そうして既にロックは50年以上引き継がれてきている。
Hawkwindの1971年リリースセカンド・アルバム「In Search of Space」。レミーはこのアルバム後に参加し始めた模様なので、本作では登場しないが、1972年にリリースされたシングル「Silver Machine」はレミーのボーカルで英国で3位になるほどにヒットした作品として知られている。バンドもスペース・ロックを提唱していたトコロで、ご存知のようにヌードダンサーをステージに上げてのライブショウを繰り広げたり、コメンテーターを登場させたりと多岐に渡るチャレンジを進めている中でレミーも参加していったようだ。それはともかくとして、このセカンドアルバム「In Search of Space」はかなりの傑作だ。スペースロックそのもの、と評価されているのも十二分に理解出来る程に見事なスペース感。アルバム冒頭からその世界観に引き摺りこまれる事必至なサウンドが一気に襲いかかってくる。レミーの名がどうのと云う話はホークウィンドというバンドを知るきっかけに過ぎない。ホークウィンドが持つ本質的な音楽的スタイルに触れてみればそれは即理解できるだろう。
これぞスペイシー、というサウンドが随所で繰り広げられ、リズム隊が淡々とリズムを刻む中浮遊するサックスやギタープレイがフワフワと舞い降り、スペイシーな効果音でより一層の浮遊感を増し、グルングルンと頭の中をかき混ぜてくれる。ゴングやソフツやサイケデリックムーブメントのスペイシーとは異なる、ロック感覚の中でのスペイシー感、正にトリップした感覚に陥るサウンドをここまで表現出来るのは素晴らしすぎる、そんな作品。ポップ感溢れるサイケではなくロック感溢れるスペイシーサウンド、との第一人者とも言えるだろう。こんなにホークウィンドが心地良く聴けるとは…、何度もチャレンジして聴くべきアルバムはまだまだ多い。
- 関連記事
-
- Foghat - Night Shift
- Hawkwind - In Search of Space
- Foghat - Foghat