Nightwish - Decades:Live in Buenos Aires

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Nightwish - Decades:Live in Buenos Aires (2019)
ディケイズ:ライヴ・イン・ブエノスアイレス[初回限定盤Blu-ray+2CD(日本語解説書封入/日本語字幕付)]

 ナイトウィッシュもボーカルがフロール・ヤンセンに変わってから既に結構な年月が経っている。そのメンツでリリースされたアルバムはまだ一枚しかないが、6年位は経過しているだろう。その間ライブはかなりの本数やっているからライブ映像やライブアルバムなら幾つか出ているし、今回もまた2018年のブエノス・アイレスのライブをリリースしてきた。これも日本盤は少々遅れてのリリースだが海外盤は既に発売しているので、そちらを見てのお話。それでも日本盤がリリースされるのは今時珍しい。

 Nightwish「Decades:Live in Buenos Aires」。2時間強に渡るライブをそのまま収録しており、ブエノス・アイレスの1万人弱程度の会場で恐ろしいほどの熱気に包まれている。南米でのメタル系のライブは大抵どのバンドも記録に残したくなるくらいの熱気と狂気に圧倒されるようなので、ナイトウィッシュも同じくだろうが、見ているとそりゃそうかと納得する。これだけ異様に盛り上がり会場が揺れるのは常に南米くらいのものだろう。国民性の話になるだろうが、メタルバンドが宗教の教祖のように見えるもん。そういえばクイーンがこの辺を開拓していたが、その時も異様な熱気に包まれていたからロックそのものが宗教的なのかも。いや、多分アイドルでも誰でも同じか。面白いよな、ホント。

 ライブそのものはアルバム「Endless Forms Most Beautiful」のツアーで日本公演も来たから数回見に行った内容とほとんど同じだったのでちょいと記憶を思い起こした。それでも正直そこまで凄いライブという印象でもなかったのは自分だけの印象だろうか。それともそれなりに皆年老いていったからパワー不足になった?それも無いだろうから、バンドが安定したと見るべきか。Wackenの頃のライブの方が白熱していた気がするのだが、アレが特別なのかもしれない。今回はほぼ新作からの曲ばかりなので、そこまで思い入れの無い曲が多いからの可能性もあるか。それでもどうもイマイチ感あったが、もう一度見れば何か変わるだろう。







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フレ
Posted byフレ

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