Lacuna Coil - Black Anima
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Lacuna Coil - Black Anima (2019)

いつしか妙なメイクを施してどこかコケティッシュなバンドに成り果てていった既にベテラン領域に入っているイタリア出身のラクーナ・コイル。こんな格好するにも結構な年齢になっているような気もするが、そういう話でもないのだろう。同じようなルックスのバンドがひしめき合う中で多少なりとも目立つ容姿は必要になるのかもしれないし、バンドの中でも飽きが来たから変化を求めたのか、そもそもその傾向にあっただけなのか調べてもいないが前回のライブアルバム集大成の時にそんなメイクに出会って少々驚いた。今回もアーティスト写真では同じメイクを施しているので、しばしこれがバンドの姿とするようだが、PV見ると普通だし、深い意味は無いのかも。
Lacuna Coilの2019年9枚目の作品「Black Anima」。一言で書けば相変わらずのラクーナ・コイル作。重低音ギターのヘヴィサウンドに野獣の咆哮とばかりの歌声とクリスティーナの太くも艷やかな歌声が程良く交わり相変わらずの世界観を聴かせてくれる。ある種安心して聴いていられるサウンドだが、幾つか実験的と言うか新たなチャレンジも繰り広げられている点はバンドの進化だろう。ファンを裏切る事なく徐々に進化し、楽しませてくれるもっともファンが付いていきやすい進化は好ましい姿。相変わらずのセンスの良さもイタリアならではか。アルバムジャケットの品位もヨーロッパ的で非の打ち所のない作品として仕上がっている。凄いな。
アルバムを一通り聴いてて思ったが、これまでの作風ながらも随分と聴きやすさが漂っているのはどうしてだろうか。アメリカ的快活さが吸収されているようにも聴こえないし、かと言ってヨーロッパ、イタリア的なサウンドだけでも無いだろうから、不思議な融合とミックス加減が果たされているのか。単純に洗練されてハイレベルに磨かれたセンスで作られたから高品位な作風が並んでいるだけかもしれない。いずれにしてもどこからどう斬っても聴き応えのある、そして素晴らしき時間を楽しめるアルバム。

いつしか妙なメイクを施してどこかコケティッシュなバンドに成り果てていった既にベテラン領域に入っているイタリア出身のラクーナ・コイル。こんな格好するにも結構な年齢になっているような気もするが、そういう話でもないのだろう。同じようなルックスのバンドがひしめき合う中で多少なりとも目立つ容姿は必要になるのかもしれないし、バンドの中でも飽きが来たから変化を求めたのか、そもそもその傾向にあっただけなのか調べてもいないが前回のライブアルバム集大成の時にそんなメイクに出会って少々驚いた。今回もアーティスト写真では同じメイクを施しているので、しばしこれがバンドの姿とするようだが、PV見ると普通だし、深い意味は無いのかも。
Lacuna Coilの2019年9枚目の作品「Black Anima」。一言で書けば相変わらずのラクーナ・コイル作。重低音ギターのヘヴィサウンドに野獣の咆哮とばかりの歌声とクリスティーナの太くも艷やかな歌声が程良く交わり相変わらずの世界観を聴かせてくれる。ある種安心して聴いていられるサウンドだが、幾つか実験的と言うか新たなチャレンジも繰り広げられている点はバンドの進化だろう。ファンを裏切る事なく徐々に進化し、楽しませてくれるもっともファンが付いていきやすい進化は好ましい姿。相変わらずのセンスの良さもイタリアならではか。アルバムジャケットの品位もヨーロッパ的で非の打ち所のない作品として仕上がっている。凄いな。
アルバムを一通り聴いてて思ったが、これまでの作風ながらも随分と聴きやすさが漂っているのはどうしてだろうか。アメリカ的快活さが吸収されているようにも聴こえないし、かと言ってヨーロッパ、イタリア的なサウンドだけでも無いだろうから、不思議な融合とミックス加減が果たされているのか。単純に洗練されてハイレベルに磨かれたセンスで作られたから高品位な作風が並んでいるだけかもしれない。いずれにしてもどこからどう斬っても聴き応えのある、そして素晴らしき時間を楽しめるアルバム。
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