Level 42 - Level 42
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Level 42 - Level 42 (1981)

昔からロック・フィールドにいないベーシストでも名前を知っているのは、相当メジャーな人だからだろう。マーカス・ミラーやジャコパスも同じくだが、マーク・キングもその中の一人。80年代に入るとジャズフュージョン、フュージョンファンクがこれまたあれこれと融合を果たしていった事からどこかに属する事のないクロスオーヴァーサウンドを奏でる連中が出て来た。そこでベースラインと軽やかな歌を強みとして出て来たバンドにシャカタクとレヴェル42がいる。自分でも少々びっくりしたが、このブログにレヴェル42が取り上げられた事が無かった。そうかそうかと、それならば最初のアルバム「Level 42」から聴いてみるかと。
1981年リリースのファーストアルバム「Level 42」は出だしからして軽快でチョッパーバリバリのベース、そこに軽やかな歌声と言うよりもコーラスワークと言うようなボーカルが入り込んでのサウンド。ここまで見事に軽いサウンドが展開出来るのかと思うくらいだが、面白いのはその中でどの楽器もかなりとんでもない事をサラリとやっている辺り。ベースも然り、鍵盤にしてもこの時代にしては新しく斬新な取り組みをしているし、楽曲構成も実は複雑だったりとそりゃ当然だが、素晴らしくも音楽的に作られているアルバム。マーク・キングの超絶ベースプレイがサラリと聴けてしまうミックスも素晴らしいし、それを武器にしないバンドのスタンスも面白い。実際には武器になっているのを前に出してないだけだろうが。
あくまでも音楽の軽快さを中心に出した作品で、決してベースプレイを売りにしてはいないが、その分音楽性の高さやメロディ、旋律の美しさは群を抜いての出来映えだろう。おそらくどこの誰も気にする事のない軽快なサウンドで、何かのBGMになっていても気にならないし、じっくりと聴いてみればその深みにハマれるし、決して邪魔にならない音楽。イージーリスニングと片付けられもするが、その実面白いサウンドを創り上げている。自分も昔はこういうの全然聴けなかったし、今聴けるようになっているのはベース面から聴いているからだろう。ただ、ガツンとは来ないからたまに聞く程度にはなるか。

昔からロック・フィールドにいないベーシストでも名前を知っているのは、相当メジャーな人だからだろう。マーカス・ミラーやジャコパスも同じくだが、マーク・キングもその中の一人。80年代に入るとジャズフュージョン、フュージョンファンクがこれまたあれこれと融合を果たしていった事からどこかに属する事のないクロスオーヴァーサウンドを奏でる連中が出て来た。そこでベースラインと軽やかな歌を強みとして出て来たバンドにシャカタクとレヴェル42がいる。自分でも少々びっくりしたが、このブログにレヴェル42が取り上げられた事が無かった。そうかそうかと、それならば最初のアルバム「Level 42」から聴いてみるかと。
1981年リリースのファーストアルバム「Level 42」は出だしからして軽快でチョッパーバリバリのベース、そこに軽やかな歌声と言うよりもコーラスワークと言うようなボーカルが入り込んでのサウンド。ここまで見事に軽いサウンドが展開出来るのかと思うくらいだが、面白いのはその中でどの楽器もかなりとんでもない事をサラリとやっている辺り。ベースも然り、鍵盤にしてもこの時代にしては新しく斬新な取り組みをしているし、楽曲構成も実は複雑だったりとそりゃ当然だが、素晴らしくも音楽的に作られているアルバム。マーク・キングの超絶ベースプレイがサラリと聴けてしまうミックスも素晴らしいし、それを武器にしないバンドのスタンスも面白い。実際には武器になっているのを前に出してないだけだろうが。
あくまでも音楽の軽快さを中心に出した作品で、決してベースプレイを売りにしてはいないが、その分音楽性の高さやメロディ、旋律の美しさは群を抜いての出来映えだろう。おそらくどこの誰も気にする事のない軽快なサウンドで、何かのBGMになっていても気にならないし、じっくりと聴いてみればその深みにハマれるし、決して邪魔にならない音楽。イージーリスニングと片付けられもするが、その実面白いサウンドを創り上げている。自分も昔はこういうの全然聴けなかったし、今聴けるようになっているのはベース面から聴いているからだろう。ただ、ガツンとは来ないからたまに聞く程度にはなるか。
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