Rush - Hemispheres
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Rush - Hemispheres (1978)

今ではヘヴィメタルとプログレが融合したバンドも幾つもあるし、更に一層進化した音楽性を持つバンドも多数ある。古くからロックは融合のジャンルでもあり、何かとの融合によって新しいサウンドを生み続けていた。プログレとヘヴィロックを組み合わせて世に出して洗練されたサウンドに仕上げていったラッシュはその筋の第一人者でもあろう。先日ドラマーで詩人のニール・パートが他界した際には実に数多くのミュージシャンが哀悼の意を表明していた事からその革新性や影響度を感じることも出来る。
Rushの1978年リリース作「Hemispheres」。どうにも難産なアルバムだったようで、逸話としては苦労話しか出て来ないが、出来上がった作品を聴く限りではラッシュ歴の中でも上位に位置する傑作となっているから難産の価値があっただろう。自分的にラッシュはさほど通っていないし、この手のサウンドを好んで聴く事もなかったので、無頓着だが、聴いているとなるほど面白い展開をするアルバムだと思う。一大組曲が展開されている事から、音楽的にも自然に長尺になるし、物語も進んでいく。その物語に見合った音楽が進行していくのだから当然複雑な展開になろう。聴いていると好みではないが名盤だろうなというレベルの高さが分かるアルバムの出来映えで、これをライブで出来てしまう辺りも恐ろしい。
どうしてもゲディ・リーの歌声に対する生理的嫌悪感があって、じっくりと聴けないバンドである事は昔から変わらない。同じくベーシストとしても名高いゲディ・リーのプレイもあまりきちんと聴けた事もない。だから今回はベースを聴いてみようと思ってはいたが、やはりこの歌声が苦手で聴いていても散漫になってしまうのはいかん。決してアルバムが悪いワケもないが、自分的にはやはり難しいバンドでした。

今ではヘヴィメタルとプログレが融合したバンドも幾つもあるし、更に一層進化した音楽性を持つバンドも多数ある。古くからロックは融合のジャンルでもあり、何かとの融合によって新しいサウンドを生み続けていた。プログレとヘヴィロックを組み合わせて世に出して洗練されたサウンドに仕上げていったラッシュはその筋の第一人者でもあろう。先日ドラマーで詩人のニール・パートが他界した際には実に数多くのミュージシャンが哀悼の意を表明していた事からその革新性や影響度を感じることも出来る。
Rushの1978年リリース作「Hemispheres」。どうにも難産なアルバムだったようで、逸話としては苦労話しか出て来ないが、出来上がった作品を聴く限りではラッシュ歴の中でも上位に位置する傑作となっているから難産の価値があっただろう。自分的にラッシュはさほど通っていないし、この手のサウンドを好んで聴く事もなかったので、無頓着だが、聴いているとなるほど面白い展開をするアルバムだと思う。一大組曲が展開されている事から、音楽的にも自然に長尺になるし、物語も進んでいく。その物語に見合った音楽が進行していくのだから当然複雑な展開になろう。聴いていると好みではないが名盤だろうなというレベルの高さが分かるアルバムの出来映えで、これをライブで出来てしまう辺りも恐ろしい。
どうしてもゲディ・リーの歌声に対する生理的嫌悪感があって、じっくりと聴けないバンドである事は昔から変わらない。同じくベーシストとしても名高いゲディ・リーのプレイもあまりきちんと聴けた事もない。だから今回はベースを聴いてみようと思ってはいたが、やはりこの歌声が苦手で聴いていても散漫になってしまうのはいかん。決してアルバムが悪いワケもないが、自分的にはやはり難しいバンドでした。
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