Curved AIr - Reborn
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Curved AIr - Reborn (2008)

趣味に対する情熱の傾き方加減は時間に比例すると言っても良いだろう。どれだけそこに時間を注ぎ込んでハマり込めるか、そのハマり込んだ時間で得られる知識や経験値、技術力が結集して極める世界へとステップアップしていく。そこに割ける時間をきちんと生み出していかないと精進することなく単なる好奇心で終わってしまう。そんな事考えずにハマるのが一番だが、ロックを聴く、探求するにはやはり時間がかかるから時間は必須。どこでも調べやすい時代にはなったがじっくりとまとめて体系化するなり整理するなりが必要。それがなかなか取れなくなってるのがもどかしい。
Curved Airが2008年に突然リリースしたセルフカバーアルバム「Reborn」。ソーニャ・クリスティーナとダリル・ウェイ、ドラマーのフロリアンが揃ってCurved Air名義で過去作品からのベストチョイス的な楽曲をデジタル技術も駆使しながら再録音を果たして、なかなかインパクトもあるジャケットでシーンにリリース。それなりに話題をさらったし、当時気にもしていたのでインパクトはあったと思う。ただ、聴いてしまうと所詮は過去作品の焼き直し、しかも当時の迫力や熱気、空気感は無視しての今の作風で出来上がっているので、良くも悪くもという側面が強い。妖しげなムードやバイオリンの艶やかさは当時に比べても劣らぬ雰囲気を持っているし、デジタルサウンドの使い方もあるので、実験的に楽しめるが、そこまで。何度も何度も聴いた当時の作品群と比べてもしょうがないが、リリースされてしまうとどうしたかったのだろう、と思ってしまう部分もある。
しかし、これまで耳にした事のないリスナーがこれをきっかけに昔に進む事もあるだろうし、楽曲そのものは素晴らしい出来映えなのでアリだろうという解釈で聴いている。あの艷やかなソーニャの歌声は何処へ…と悲しくもありつつ、勝手知ったる曲を口づさみながらのアルバム評。Curved Airってこの二人の良さが詰め込まれたバンドだったのかな、と少々不思議に思いつつもどこか納得しながら聴いてます。70年代のバンドはホント、あの頃のマジックに取り憑かれてる。自分もバンドも。

趣味に対する情熱の傾き方加減は時間に比例すると言っても良いだろう。どれだけそこに時間を注ぎ込んでハマり込めるか、そのハマり込んだ時間で得られる知識や経験値、技術力が結集して極める世界へとステップアップしていく。そこに割ける時間をきちんと生み出していかないと精進することなく単なる好奇心で終わってしまう。そんな事考えずにハマるのが一番だが、ロックを聴く、探求するにはやはり時間がかかるから時間は必須。どこでも調べやすい時代にはなったがじっくりとまとめて体系化するなり整理するなりが必要。それがなかなか取れなくなってるのがもどかしい。
Curved Airが2008年に突然リリースしたセルフカバーアルバム「Reborn」。ソーニャ・クリスティーナとダリル・ウェイ、ドラマーのフロリアンが揃ってCurved Air名義で過去作品からのベストチョイス的な楽曲をデジタル技術も駆使しながら再録音を果たして、なかなかインパクトもあるジャケットでシーンにリリース。それなりに話題をさらったし、当時気にもしていたのでインパクトはあったと思う。ただ、聴いてしまうと所詮は過去作品の焼き直し、しかも当時の迫力や熱気、空気感は無視しての今の作風で出来上がっているので、良くも悪くもという側面が強い。妖しげなムードやバイオリンの艶やかさは当時に比べても劣らぬ雰囲気を持っているし、デジタルサウンドの使い方もあるので、実験的に楽しめるが、そこまで。何度も何度も聴いた当時の作品群と比べてもしょうがないが、リリースされてしまうとどうしたかったのだろう、と思ってしまう部分もある。
しかし、これまで耳にした事のないリスナーがこれをきっかけに昔に進む事もあるだろうし、楽曲そのものは素晴らしい出来映えなのでアリだろうという解釈で聴いている。あの艷やかなソーニャの歌声は何処へ…と悲しくもありつつ、勝手知ったる曲を口づさみながらのアルバム評。Curved Airってこの二人の良さが詰め込まれたバンドだったのかな、と少々不思議に思いつつもどこか納得しながら聴いてます。70年代のバンドはホント、あの頃のマジックに取り憑かれてる。自分もバンドも。
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