Jenne Haan - We Drove Em All Mad / Forever Dreams

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Jenne Haan - We Drove Em All Mad / Forever Dreams (1979)


 ライブラリの中にずっと残ったままのファイルがあったので、丁度この辺で出しておきたいと思い久々に聴きながら楽しみ書いている所。ブログに登場させるアルバムやバンドは被らないようにチョイスしないといけなくなっているので、最近はなかなか探し出すのも大変。ネタに困るという意味では無いが、ある程度自分の範疇のアルバム類は出し切ってしまっているかな。新しく発掘してくるアルバムやバンドはまだまだあるだろうが、その分熱気に欠けるからどうにも…と悩ましい状況。

 Jenne Haan名義での1979年ソロシングルリリース「We Drove Em All Mad / Forever Dreams」。昔から探しまくってたが、当然英国でリリースされたシングル盤を日本のどこかの中古盤屋で探し当てるなどと云う芸当は達成できず、そのままライブラリどころか記憶からも消え去っていた。ネット時代になってBabe Ruthの作品歴がきちんと整理され、その後にジェニー・ハーン参加作品が網羅されてきた所で、こういうジャケットのシングル盤だったのか、と初めて知った次第。聴きたいと思いつつも当然探し切れないのは変わらず、ところが時代はYouTubeの発展もあって、いとも簡単に耳にする事が出来るようになった。ワクワクして聴いてみると、音楽的な部分ではある意味当然と思う面もありつつの時代を反映した歌謡ロック的サウンド。ところが出て来る歌声の迫力と言ったらさすがに70年代のお転婆ボーカルそのままが出ていて素晴らしいソロ作に仕上がっている。全然悪くないし売れてもおかしくないサウンド。

 ディスコブームの後のポップシーンでのボーカルサウンドとしてはかなり迫力のあるシンガーとしてシーンで持て囃される事も考えられたが、そうは進まなかったようだ。妖しくも実力派のシンガー、この頃シーンで何人かが同じような路線で出てたので十二分にその中で競争しても残れただろう。そんな邪推はともかくながらも、妖しげでお転婆なジェニー・ハーンのちょいとひと味もふた味も違うシングル曲、こうして聴けるだけで価値がある、素晴らしい歌声。



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フレ
Posted byフレ

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