Band of Joy - Band of Joy
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Band of Joy - Band of Joy (1978)

ロバート・プラントが在籍していたBand of Joy。1978年に唐突にメジャーリリースでのファーストアルバム「Band of Joy」がリリースされたが、その音楽性は果たしてロバート・プラント在籍時と同じとは到底思えない風味に仕上がっている。時代はNWOBHM前夜、パンクの波も一息つき始めた頃に高音域ボーカル中心のハードロックテイストのバンドとして出て来た。なるほど時代に合わせてそのサウンドを武器に出してきたかと思える。ツェッペリンの方でもやや方向性が曖昧になりつつあった熟成期にこうしたサウンドを聴いて、当のロバート・プラントは果たしてこのサウンドをどう思った事だろう。勢いある先端サウンド、と見るか自分とは切り離れた世界のサウンドと聴くか…。
どうもロバート・プラントがバンドの再編成を依頼してのアルバムリリースとなったようだが、アルバム自体には参加していない。そしてこの音楽性だ。先日ロバート・プラントの新作としてこのBand of Joyをバックに従えてのアルバムリリース及びツアーが行われている。結局旧友を助ける意味合いが強かったのかもしれないが、ン十年経ってからの再会も人生面白いものだ。話を戻すと、この1978年にリリースされたアルバムはシーンに於いてはそこまで刺激的な作品ではなかったようで、さほどセールス面でも成功しなかったが、名前を知らしめた意味は大いにあった。また、サウンドも中途半端なハードロック路線でもありながら、AOR時代の幕開け的なサウンドも出しているので、しっかり先端サウンドを取り入れてのアルバム作りになっていると思える。
久々に聴いてるが、可もなく不可もなく、実にスタンダードに良いアルバム。ボーカルが頑張ってて、ロバート・プラントの後のハイトーンを彷彿させる歌声が必要だったからか、見事に高い音まで歌いこなすボーカルを採用。更にギターもかなり色濃いプレイをしてくれるし、裏方ベースやドラムにしても随分とテクニカルにプレイしているので楽器的には随分と面白い。Broncoからの選出だろうか、確かに、と思わせるスタイルは感じられる。曲によりけりだが、面白いアルバム。

ロバート・プラントが在籍していたBand of Joy。1978年に唐突にメジャーリリースでのファーストアルバム「Band of Joy」がリリースされたが、その音楽性は果たしてロバート・プラント在籍時と同じとは到底思えない風味に仕上がっている。時代はNWOBHM前夜、パンクの波も一息つき始めた頃に高音域ボーカル中心のハードロックテイストのバンドとして出て来た。なるほど時代に合わせてそのサウンドを武器に出してきたかと思える。ツェッペリンの方でもやや方向性が曖昧になりつつあった熟成期にこうしたサウンドを聴いて、当のロバート・プラントは果たしてこのサウンドをどう思った事だろう。勢いある先端サウンド、と見るか自分とは切り離れた世界のサウンドと聴くか…。
どうもロバート・プラントがバンドの再編成を依頼してのアルバムリリースとなったようだが、アルバム自体には参加していない。そしてこの音楽性だ。先日ロバート・プラントの新作としてこのBand of Joyをバックに従えてのアルバムリリース及びツアーが行われている。結局旧友を助ける意味合いが強かったのかもしれないが、ン十年経ってからの再会も人生面白いものだ。話を戻すと、この1978年にリリースされたアルバムはシーンに於いてはそこまで刺激的な作品ではなかったようで、さほどセールス面でも成功しなかったが、名前を知らしめた意味は大いにあった。また、サウンドも中途半端なハードロック路線でもありながら、AOR時代の幕開け的なサウンドも出しているので、しっかり先端サウンドを取り入れてのアルバム作りになっていると思える。
久々に聴いてるが、可もなく不可もなく、実にスタンダードに良いアルバム。ボーカルが頑張ってて、ロバート・プラントの後のハイトーンを彷彿させる歌声が必要だったからか、見事に高い音まで歌いこなすボーカルを採用。更にギターもかなり色濃いプレイをしてくれるし、裏方ベースやドラムにしても随分とテクニカルにプレイしているので楽器的には随分と面白い。Broncoからの選出だろうか、確かに、と思わせるスタイルは感じられる。曲によりけりだが、面白いアルバム。
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