サンハウス - 仁輪加
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サンハウス - 仁輪加 (1976)


リアルタイムで70年代の日本のロックは聴いてたかも知れないが通ってはいない。多分聞く機会も無かったと思うが、何かの拍子にふと聞き覚えがある、なんて事もあるから分からない。ただ、バンド名や曲名まで認識してたのはほぼ無い。だから自分的には70年代の日本のロック…、どころか洋モノロックも同じだが、憧れでもあるしちょいと怖いもの見たさ的な部分もある。洋モノはどことなく夢の向こう側なイメージあるが、日本のバンドだと今となっては割と身近だったりもするから怖さがある。何の怖さって…、見たいような見たくないような…かな。それでも基本洋モノ好きだから日本のバンドは全然詳しくないし、あまり追いかける事もない。幾つかのバンドはなぜかそういう意識を持つ前に出会ってしまったから今でも好きなのもあるが、今回はそのひとつでもあるサンハウス。
1976年リリースのセカンドアルバム「仁輪加」。今や菊さんのオフィシャルサイトで当時の思い出を書き連ねてもあるので、当の本人の言葉だし、それが全てだろう。自分が聴いたのはいつ頃だろうな…、当然もうサンハウスが無かった頃で、ファーストの「有頂天」に痺れてて、セカンドの「仁輪加」があるらしいとは知ってたが、とにかくレコードが手に入らなくて。そこまで一生懸命集めてなかったから詳しくないが、とにかくサンハウスはレコード見当たらなかった。CD時代になってきてもベスト盤なりは出てたが、なかなかリリースされなかった気がする。せこせこと集めていたのは大抵編集盤ばかりで、それもよく分からなかったから同じ曲ばかり色々と入ってるものだと勘違いしてた。それでもある時はライブバージョンだったりするからそれぞれ違うんだろうと思って買ってた。今と違ってそこまで情報纏まってなかったからね。サンハウスでどういうアルバムや編集盤がどんな内容で出ているなんて情報はどこにも無かったもん。
そんな時代背景もありつつ、出会ってしまってからの面白さは早い。基本60年代ロックのパクリ、と云うか愛あるオリジナリティ。日本のバンドは大抵そういうパターンになるので、本気でオリジナルな音を出しているバンドは多くなかった。ただ、その取り組み具合が凄いから時代だね。そこで日本語を上手く混ぜ合わせて出してくるからオリジナリティ溢れるように聴こえてくる。言葉のセンスは菊さんはそれこそもう知られている事だろう。併せて国籍不明のギタリストと言われる鮎川さんのギターだ。アルバム聴いててもシンプルなギターとアンプだけのサウンドが響く。生々しい音で、ギミックなし。多少のコラージュはあるが、さほどの影響はない。ファーストの「有頂天」もセカンドの「仁輪加」も路線は同じだし、ある意味ここで終わってしまったのも良かったのかも。音楽的に進化するなんて考えられないから、どこかで飽きただろうし。そういう意味ではオリジナルアルバム2枚しかない伝説のバンド、と仕立てられたのも良かったか。リスナーとしてはもっともっと聴きたい、と思うのは当然だからデモテープやライブ・アルバムでも喜んで集めて聴く。
ちょこちょこと再結成してライブやってるみたいだが、今の所その情報を先んじて入手した事がないが故にライブを見た事がない。残念だ。ご本人たちには何度も会った事も見た事もあるがそれだけ。面白かったのは某レコード屋でサンハウスの「Back To The Live 1972」を中古で見つけて手に持って店内をウロウロしてる時に御本人に会ってしまった事。即座に買ってサインしてもらおうかとも思ったが、まだ店内のレコード全部漁ってないし、買ってないからここでサインしてくれとも言えないし、結局見なかった事にして引き続きレコード漁りしてた。話は逸れる一方だが、セカンド・アルバム「仁輪加」もサンハウスらしい日本のロック、ギターロックとセンスの良い日本語歌詞のロックが聴ける。こういうのがロックだよ、と教えてくれる。しかしギター、ホントに良い音してるし、上手いしカッコ良い。
リアルタイムで70年代の日本のロックは聴いてたかも知れないが通ってはいない。多分聞く機会も無かったと思うが、何かの拍子にふと聞き覚えがある、なんて事もあるから分からない。ただ、バンド名や曲名まで認識してたのはほぼ無い。だから自分的には70年代の日本のロック…、どころか洋モノロックも同じだが、憧れでもあるしちょいと怖いもの見たさ的な部分もある。洋モノはどことなく夢の向こう側なイメージあるが、日本のバンドだと今となっては割と身近だったりもするから怖さがある。何の怖さって…、見たいような見たくないような…かな。それでも基本洋モノ好きだから日本のバンドは全然詳しくないし、あまり追いかける事もない。幾つかのバンドはなぜかそういう意識を持つ前に出会ってしまったから今でも好きなのもあるが、今回はそのひとつでもあるサンハウス。
1976年リリースのセカンドアルバム「仁輪加」。今や菊さんのオフィシャルサイトで当時の思い出を書き連ねてもあるので、当の本人の言葉だし、それが全てだろう。自分が聴いたのはいつ頃だろうな…、当然もうサンハウスが無かった頃で、ファーストの「有頂天」に痺れてて、セカンドの「仁輪加」があるらしいとは知ってたが、とにかくレコードが手に入らなくて。そこまで一生懸命集めてなかったから詳しくないが、とにかくサンハウスはレコード見当たらなかった。CD時代になってきてもベスト盤なりは出てたが、なかなかリリースされなかった気がする。せこせこと集めていたのは大抵編集盤ばかりで、それもよく分からなかったから同じ曲ばかり色々と入ってるものだと勘違いしてた。それでもある時はライブバージョンだったりするからそれぞれ違うんだろうと思って買ってた。今と違ってそこまで情報纏まってなかったからね。サンハウスでどういうアルバムや編集盤がどんな内容で出ているなんて情報はどこにも無かったもん。
そんな時代背景もありつつ、出会ってしまってからの面白さは早い。基本60年代ロックのパクリ、と云うか愛あるオリジナリティ。日本のバンドは大抵そういうパターンになるので、本気でオリジナルな音を出しているバンドは多くなかった。ただ、その取り組み具合が凄いから時代だね。そこで日本語を上手く混ぜ合わせて出してくるからオリジナリティ溢れるように聴こえてくる。言葉のセンスは菊さんはそれこそもう知られている事だろう。併せて国籍不明のギタリストと言われる鮎川さんのギターだ。アルバム聴いててもシンプルなギターとアンプだけのサウンドが響く。生々しい音で、ギミックなし。多少のコラージュはあるが、さほどの影響はない。ファーストの「有頂天」もセカンドの「仁輪加」も路線は同じだし、ある意味ここで終わってしまったのも良かったのかも。音楽的に進化するなんて考えられないから、どこかで飽きただろうし。そういう意味ではオリジナルアルバム2枚しかない伝説のバンド、と仕立てられたのも良かったか。リスナーとしてはもっともっと聴きたい、と思うのは当然だからデモテープやライブ・アルバムでも喜んで集めて聴く。
ちょこちょこと再結成してライブやってるみたいだが、今の所その情報を先んじて入手した事がないが故にライブを見た事がない。残念だ。ご本人たちには何度も会った事も見た事もあるがそれだけ。面白かったのは某レコード屋でサンハウスの「Back To The Live 1972」を中古で見つけて手に持って店内をウロウロしてる時に御本人に会ってしまった事。即座に買ってサインしてもらおうかとも思ったが、まだ店内のレコード全部漁ってないし、買ってないからここでサインしてくれとも言えないし、結局見なかった事にして引き続きレコード漁りしてた。話は逸れる一方だが、セカンド・アルバム「仁輪加」もサンハウスらしい日本のロック、ギターロックとセンスの良い日本語歌詞のロックが聴ける。こういうのがロックだよ、と教えてくれる。しかしギター、ホントに良い音してるし、上手いしカッコ良い。
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