Albert King - Lovejoy
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Albert King - Lovejoy (1971)

昔ブルースの名盤特集なんてのを見て、一生懸命レコード探しては買って聴いてた。今でもそういうのがブルースの名盤と刷り込まれているから何枚も挙げられる。今になってみると、ブルースというサウンド、プレイを固定したアルバムばかりじゃないかと。もっとブルースにも色々なパターンやプレイみたいなのがあっても良かったハズだし、今の時代はしっかりとそうなっている。ロックと同じくの融合ね。ただ、一方ではブルースってのはカントリーと同じく何も変わらないスタイルだからこそ、と言う面もあるかも。ポップには寄らないブルースそのもの、とでも言うのかな。音楽として捉えればそれは何でも許されるが、ブルースというのはスタイルだからね、そこに拘らなきゃと言うのはある。だから今でも自分なりにブルースという世界ならこうだ、みたいなのは強い。
Albert Kingの1971年リリースのアルバム「Lovejoy」。この頃スワンプ・ロックが巷で大流行していて、そのプロデュースに名がよく挙がっていたドン・ニックスがアルバート・キングまでもプロデュースしていて、バックもジェシ・エド・デイヴィスやジム・ケルトナーなどの面々を揃えているから正にブルースとスワンプの融合を図った作品。冒頭からしてストーンズの「Honky Tonk Women」だから恐れ入る。それもきちんとスワンピーでグループしたリズムでのアレンジ、これこそブルースアレンジです。それでいてのスワンピーさ加減が見事。アルバム全編に渡ってそのスワンプさ加減は溢れ出ているが、アルバート・キングのギタープレイが全く変わらないから、やはりブルースアルバムとして素晴らしい出来映えになってる。ホント、この人のギタープレイは見事なまでにロックへ直結してくる。弾いてて気持ち良いだろうし、自分でもそれなりに弾いている気分で弾くと気持ち良いもん。難しい事も難しいフレーズも無くて、心地良いリズムで伸び伸びと普通にペンタトニックを弾きまくる…、もっともユルユルチューニングではあるからチョーキングの心地良さも半端ない。そんな気分の良さではこの頃のアルバート・キングはホント最高だ。
若い頃にこういうアルバムをきちんとコピーしてればもっとギター弾いてたかも、などと思いはするもののなかなかこんなシブイのばかり聴いていられなかったからな。残念。それが今、ホントに楽しんでる。暇さえあればブルース聴いてるか弾いてるか。どっかで適当にバックのメンツ集めて弾きまくりバンドでもやろうかな。そんな気になるくらいに心地良く聴いているアルバート・キング。70年前後のプレイが一番精力的でアルバート・キングらしい、ひいてはブルースの代名詞的なプレイスタイルだと思う。故に本作も素晴らしいし、最後なんてもう弾きまくりだし。一日中聴いていられるよ。

昔ブルースの名盤特集なんてのを見て、一生懸命レコード探しては買って聴いてた。今でもそういうのがブルースの名盤と刷り込まれているから何枚も挙げられる。今になってみると、ブルースというサウンド、プレイを固定したアルバムばかりじゃないかと。もっとブルースにも色々なパターンやプレイみたいなのがあっても良かったハズだし、今の時代はしっかりとそうなっている。ロックと同じくの融合ね。ただ、一方ではブルースってのはカントリーと同じく何も変わらないスタイルだからこそ、と言う面もあるかも。ポップには寄らないブルースそのもの、とでも言うのかな。音楽として捉えればそれは何でも許されるが、ブルースというのはスタイルだからね、そこに拘らなきゃと言うのはある。だから今でも自分なりにブルースという世界ならこうだ、みたいなのは強い。
Albert Kingの1971年リリースのアルバム「Lovejoy」。この頃スワンプ・ロックが巷で大流行していて、そのプロデュースに名がよく挙がっていたドン・ニックスがアルバート・キングまでもプロデュースしていて、バックもジェシ・エド・デイヴィスやジム・ケルトナーなどの面々を揃えているから正にブルースとスワンプの融合を図った作品。冒頭からしてストーンズの「Honky Tonk Women」だから恐れ入る。それもきちんとスワンピーでグループしたリズムでのアレンジ、これこそブルースアレンジです。それでいてのスワンピーさ加減が見事。アルバム全編に渡ってそのスワンプさ加減は溢れ出ているが、アルバート・キングのギタープレイが全く変わらないから、やはりブルースアルバムとして素晴らしい出来映えになってる。ホント、この人のギタープレイは見事なまでにロックへ直結してくる。弾いてて気持ち良いだろうし、自分でもそれなりに弾いている気分で弾くと気持ち良いもん。難しい事も難しいフレーズも無くて、心地良いリズムで伸び伸びと普通にペンタトニックを弾きまくる…、もっともユルユルチューニングではあるからチョーキングの心地良さも半端ない。そんな気分の良さではこの頃のアルバート・キングはホント最高だ。
若い頃にこういうアルバムをきちんとコピーしてればもっとギター弾いてたかも、などと思いはするもののなかなかこんなシブイのばかり聴いていられなかったからな。残念。それが今、ホントに楽しんでる。暇さえあればブルース聴いてるか弾いてるか。どっかで適当にバックのメンツ集めて弾きまくりバンドでもやろうかな。そんな気になるくらいに心地良く聴いているアルバート・キング。70年前後のプレイが一番精力的でアルバート・キングらしい、ひいてはブルースの代名詞的なプレイスタイルだと思う。故に本作も素晴らしいし、最後なんてもう弾きまくりだし。一日中聴いていられるよ。
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