The Raconters - Broken Boy Soldiers
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The Raconters - Broken Boy Soldiers (2006)

ジャック・ホワイトを見ていて、ホワイト・ストライプスの二人組だけでの活動っていつまで出来るんだろうとは思っていたが、案の定通常のバンドスタイルによるバンドをサイドプロジェクトで昔の仲間を集めて組んだ、と聞いた。そりゃそうだろうな、とさも普通に思ったのも事実。そして通常のバンド形式でやってしまうとそれがやりやすいスタイルと言う事にも改めて気づくだろうし、そっちが主になるかもと漠然とは思った。どうもその頃ホワイト・ストライプスの方があまり上手く行ってなかったようで…、ってメグとの話か。そんな事で類まれなる才能を発散すべく組まれたバンドがThe Raconters。
まだホワイト・ストライプスが活動中だった2006年にリリースされたファーストアルバム「Broken Boy Soldiers」はあれやこれやと話題になるバンドの面々と組まれたバンド、というのもあって結構な勢いで知られていったらしい。自分的にはそのほかのバンドのメンバーをよく知らないからこれがスーパーバンドなのかジャック・ホワイトの人脈で好きに組んだバンドなのか、よく理解できていない。ただ、ジャック・ホワイト絡みで入って聴いているから、そこから他のメンバーの力量なりが気になれば進んでいくかな。とりあえずのファーストアルバムを聴く限りは相変わらずのジャック・ホワイトのスタイルが全面に出てて、オールドスタイルと呼ばれる作風、ロックスタイル、ガレージブルーススタイルが並ぶという感覚。そこに当然ながらのアメリカ土着的な空気感、カントリーチックなスタイルやブルースも入り込んでくる様子。
古き良き英国ロックの風とも言われるが、そこよりもアメリカチックだから無かった世界をオールドタイムに創り出しているというタイムマシンみたいなバンドの音。サイケデリックも入ってくるから60年代アメリカガレージサウンドとカントリー・ブルースの融合みたいな。ユニークなのはギターを聴かせる、みたいな側面がほぼ見当たらないという点。ギターソロと言う意味ね。ギターという楽器を最大限に発揮させるみたいなのはあちこちで聴かせてくれるから可能性の深さは呆れるほどに素晴らしく実感するが、単にソロプレイでの感激みたいなのは見当たらない。ユニークな人だ。今回はそれでも楽曲の味わい深さをバンドという単位でぶつけてきてくれるから、その分違う所に力を注ぎ込めたのだろうと。何風とも言えない見事なまでもジャック・ホワイト流アメリカンロックサウンド。

ジャック・ホワイトを見ていて、ホワイト・ストライプスの二人組だけでの活動っていつまで出来るんだろうとは思っていたが、案の定通常のバンドスタイルによるバンドをサイドプロジェクトで昔の仲間を集めて組んだ、と聞いた。そりゃそうだろうな、とさも普通に思ったのも事実。そして通常のバンド形式でやってしまうとそれがやりやすいスタイルと言う事にも改めて気づくだろうし、そっちが主になるかもと漠然とは思った。どうもその頃ホワイト・ストライプスの方があまり上手く行ってなかったようで…、ってメグとの話か。そんな事で類まれなる才能を発散すべく組まれたバンドがThe Raconters。
まだホワイト・ストライプスが活動中だった2006年にリリースされたファーストアルバム「Broken Boy Soldiers」はあれやこれやと話題になるバンドの面々と組まれたバンド、というのもあって結構な勢いで知られていったらしい。自分的にはそのほかのバンドのメンバーをよく知らないからこれがスーパーバンドなのかジャック・ホワイトの人脈で好きに組んだバンドなのか、よく理解できていない。ただ、ジャック・ホワイト絡みで入って聴いているから、そこから他のメンバーの力量なりが気になれば進んでいくかな。とりあえずのファーストアルバムを聴く限りは相変わらずのジャック・ホワイトのスタイルが全面に出てて、オールドスタイルと呼ばれる作風、ロックスタイル、ガレージブルーススタイルが並ぶという感覚。そこに当然ながらのアメリカ土着的な空気感、カントリーチックなスタイルやブルースも入り込んでくる様子。
古き良き英国ロックの風とも言われるが、そこよりもアメリカチックだから無かった世界をオールドタイムに創り出しているというタイムマシンみたいなバンドの音。サイケデリックも入ってくるから60年代アメリカガレージサウンドとカントリー・ブルースの融合みたいな。ユニークなのはギターを聴かせる、みたいな側面がほぼ見当たらないという点。ギターソロと言う意味ね。ギターという楽器を最大限に発揮させるみたいなのはあちこちで聴かせてくれるから可能性の深さは呆れるほどに素晴らしく実感するが、単にソロプレイでの感激みたいなのは見当たらない。ユニークな人だ。今回はそれでも楽曲の味わい深さをバンドという単位でぶつけてきてくれるから、その分違う所に力を注ぎ込めたのだろうと。何風とも言えない見事なまでもジャック・ホワイト流アメリカンロックサウンド。
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