The Stone Roses - Second Coming
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1980年代の英国ニューウェイブサウンドの波から始まった流れはジザメリやスミスなどの完全にスタイルを確立したバンドからアングラなものまで様々なバンドを生み出しひとつの大きなシーンを形成していたけれど、1989年、ひとつのバンドがデビューしてから今までのモノ全てが古くなってしまった。

Second Coming
ストーン・ローゼズ「Second Coming」
ファーストアルバム「The Stone Roses」のインパクトはさぞや強烈だったようだが、個人的にはそれほど入れ込む理由はないなぁ。ただ、時間が経ってから聴き直したりしてみるとやっぱり時代的な中では凄かったのかなと思う面もあるので、当時ハマった人には凄いインパクトだったんだと思う。周囲にもそう言うヤツいたしね。で、今回はそれから5年半後にモメにもめてようやくリリースされたセカンドアルバム「Second Coming」。さすがに同じバンドでもファーストとセカンドの間がこれだけ間が空いているとサウンドが根本的に変わるものだ。ファーストの頃のような音はほぼ鳴りを潜めており、もっとハードにドライブしている感じが多い。それは多分二曲目の「
Driving South」の印象が強いからだろう。ローゼズっつうバンドがこんなのやるの?って思うようなサウンドで、俗にツェッペリンぽいと言われるのだが、まぁ、それは置いといてもグルーブ感というものはこのバンドの場合かなり凄いものがあるのは事実で、ファーストの頃からしっかりと打ち出されていたワケだが、それがセカンドでは更に強烈になったという感じかな。みんな楽器が上手くなったっつう言い方もある(笑)。「
Daybreak」のベースラインと曲のアレンジなんてのはかなり顕著なもので、時代性とか一切関係なしに自分たちが時代性だとでも言わんばかりに音を創り上げている。ただ面白いのはどれもこれもどこから切ってもやっぱり英国の伝統的な音を継承しているなぁというのがよくわかるんだよなぁ。そういうところが面白くてさ、だから時間が経つと聴ける作品になってくるのかもしれないな。
結局バンドはこのアルバム以降集まって演奏することもなく解散したらしい。もう少し上手くやってればもっと稼げたのだろうが、もう十分なのかな。イアン・ブラウンは結構ソロでやっているみたいだけど、やっぱり昔の名前でやってますって感じだし、しょうがないんだろうなぁ。しかし英国にはこういうシーンを切り開くバンドが何年かに一回出てくるっていうのが素晴らしいね。



ストーン・ローゼズ「Second Coming」
ファーストアルバム「The Stone Roses」のインパクトはさぞや強烈だったようだが、個人的にはそれほど入れ込む理由はないなぁ。ただ、時間が経ってから聴き直したりしてみるとやっぱり時代的な中では凄かったのかなと思う面もあるので、当時ハマった人には凄いインパクトだったんだと思う。周囲にもそう言うヤツいたしね。で、今回はそれから5年半後にモメにもめてようやくリリースされたセカンドアルバム「Second Coming」。さすがに同じバンドでもファーストとセカンドの間がこれだけ間が空いているとサウンドが根本的に変わるものだ。ファーストの頃のような音はほぼ鳴りを潜めており、もっとハードにドライブしている感じが多い。それは多分二曲目の「


結局バンドはこのアルバム以降集まって演奏することもなく解散したらしい。もう少し上手くやってればもっと稼げたのだろうが、もう十分なのかな。イアン・ブラウンは結構ソロでやっているみたいだけど、やっぱり昔の名前でやってますって感じだし、しょうがないんだろうなぁ。しかし英国にはこういうシーンを切り開くバンドが何年かに一回出てくるっていうのが素晴らしいね。
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