Madonna - Like A Virgin

2 Comments
 ついでだからもう一人アメリカを象徴する女性も紹介しよう。…言い方が適当じゃないな。アメリカンドリームを手に入れたアメリカ女性を紹介しよう、の方が良いのかな。いわずとしれたマドンナ、だね。イタリア移民のアメリカ人なのに今ではロンドンの住民という、世界で最もパワフルでエキサイティングで商売の上手い女性。先日も日本公演を行って素晴らしい賛辞ばかりを聞くことが多いくらいに完璧にショウを演じるパフォーマー、そして年と共に顔の表情が全く動かなくなってくるという話も一方では聞きつつも、そこもプロに徹するパフォーマーの生き様として受け止めていこう、確かにシワだらけのマドンナは見たくないかもしれない…。いや、実際あまりこだわりはないけど、常にシャープな印象を打ち出している彼女のプライドからしたらそれは気になることだろう。だからまぁ、いいのだが。何を書いているのかわからない人は幸せな人です。なんでもおでことかしわが寄るようなトコロには動かないようにするクスリがあって、もっぱら美容業界では当たり前に使われているものらしい。まぁ、そういう商売だからねぇ…。

ライク・ア・ヴァージン no image

 さてさて、そんなマドンナが最初にアメリカンドリームを手に入れた作品に戻ろう。こちらは1984年、云わずと知れた「Like A Virgin」を収録したセカンドアルバムだね。当時滅茶苦茶センセーショナルになったプロモビデオが印象的で、髪型からアクセサリーからバンダナ、ファッションなど全てに至るまで世界中にマドンナコピーを生み出した社会現象のひとつでもあったね。日本でも当時のマドンナをコピーしまくっていた人は多かったもんね。レベッカのノッコとか本田美奈子とかが有名かね。まぁ、それはともかくとしてそんなマドンナの大ヒット作、コレもまたたくさんヒットチャートにシングルを送り込んだものだ。



 「Like A Virgin」はねぇ、ちょうど「Virgin」っつう言葉に敏感な時期に売れたのでどこか恥ずかしいような気持ちで聴いていたな(笑)。で、「Like」が付くってコトは既に違うワケで、その頃の気持ちに戻りたいってことだろ、みたいな…う~ん、なんか大人~。そう言う意味でも彼女のシングルは楽しませてくれました(笑)。音?いいんだよ、もうそういうもんなんだから。「Hey!」の一がいつも違っていて、それが可愛らしいなぁ、と今でも思うのだが、覚えられない。「Material Girl」はねぇ、モロにマリリン・モンローのパクリだったからわかりやすかったけど、凄く綺麗だなぁって思ってね。音?いいんだよ…じゃなくて、これはシャープで結構好きな音だったなぁ。サビが長くてメロディックだからいいね。それから…「Dress You Up」も昔はよくディスコみたいなトコロでかかってたよな。アルバムには入ってないけど「Into The Groove」とかさ、映画のサントラに入った「Crazy For You」とか同じ時期に色々出していてとにかくどれも聴いてたなぁ、果たして好きで聴いていたのかどうかはわからんが、多分色気に惑わされたんだろう(笑)。この頃にもちろんファーストアルバムへも遡って聴くワケだが、当然セカンドの方が好き。これ以降は逆にほとんどまともに追いかけてないっつう薄情さ(笑)。まぁ、今に至るまでほとんどのアルバム聴いてるけど、何回か、ってくらいだもん。やっぱ栄光の80年代は凄いね。

 しかしマドンナもほとんどiTunesにないんだねぇ…やっぱダメだな、こりゃ(笑)。そうそうこの後マドンナって遊びまくっていて、アチコチに変な友人を作ったりしていたようで、驚くことにソニック・ユースなんかとも友人だったっつうから凄い。あとは少年漁りとかさ(笑)。マイコーと共にヘンな人ですな。
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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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オダ  

自分にとってもマドンナというと80年代です。
といってもセカンドくらいしかアルバム持ってないんですが。
映像の方が楽しめるって印象があって、やはり80年代のコンサート映像が一番かなって個人的には思ってます。
というわけでLDでは、そこそこ持っていたりするんですよね。
80年代からってマイコーもそうだけど、映像の影響って大きいです/

2007/03/26 (Mon) 21:05 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>オダさん

80年代の映像ってやっぱ音楽と一致してますね。マドンナも最初のライブビデオとかやっぱり気になったし。ちょっと作られ過ぎてるかなぁって当時から思ってましたけどね(笑)。

2007/03/28 (Wed) 00:39 | EDIT | REPLY |   

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