Richard Hell & The Voidoids - Blank Generation
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Richard Hell & The Voidoids - Blank Generation (1977)
![Blank Generation [12 inch Analog]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51-xWZOW14L.jpg)
昔からロンドンパンクはやはり派手でカッコ良く見えたのもあって飛びつきやすかったし、聴いててもソリッドでシンプルでストレートだった。一方のニューヨークパンクは少々オシャレなサウンドと云うかアート的側面もあったのでどこか肌に合わない部分もあった。ただ、ニューヨークドールズのR&Rスタイルは好きだったからパンク以前の狂暴なR&Rスタイルというあたりは好きだ。それは今も昔も変わらない。それでニューヨークパンクのバンドを大抵聴いたのか、となると覚えている程は聴いてない気がする。レコードは結構買ったけど聞く回数が少なかった。
Richard Hell & The Voidoidsの1977年リリースのファーストアルバム「Blank Generation」。俗にニューヨークパンクの名盤として語られる事の多い一枚。サウンド的には別に彼等が最初じゃないし、音楽的に優れているモノでもない。ただ、このパンクスタイルを創り上げたのはリチャード・ヘルなのだろう。ツンツン頭に破れたシャツに暴力的なイメージ、どれもこれもがSex Pistolsに影響を与えた、と云うよりも仕掛け人のマルコム・マクラレンに英国に持っていかれた、とも言えるか。音を聴いてても確かにSex Pistolsと同じサウンドのスタイルだと今なら分かる。パンクってそういう風に聞かないから意識してなかったが。そしてロンドンパンクよりもやはり小洒落ている、と言うのかアート的側面が強い部分あると言うのか、これぞニューヨークと言う話なのか、明らかな違いもあるから面白い。そこは多分ギタリストのプロさ加減なのだろう。
Televisionでトム・ヴァーラインと喧嘩し、ジョニサンとこでもジョニサンと合わず、結局自分でバンド組んで出て来たってのもそうそう簡単な事でもなかっただろうし、音楽的な相棒が必要だったのか、と深読みもする。このアルバム、当時売れたのかな?ロックの名盤カタログ見ると必ず出て来るけど、セールス面はそこまでと言う気もする。ただ、記念碑的な作品として今でも愛されているし、確かにこの時代にしか出てこないサウンド。妙に下手じゃないのはさすがにアメリカ、か。
![Blank Generation [12 inch Analog]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51-xWZOW14L.jpg)
昔からロンドンパンクはやはり派手でカッコ良く見えたのもあって飛びつきやすかったし、聴いててもソリッドでシンプルでストレートだった。一方のニューヨークパンクは少々オシャレなサウンドと云うかアート的側面もあったのでどこか肌に合わない部分もあった。ただ、ニューヨークドールズのR&Rスタイルは好きだったからパンク以前の狂暴なR&Rスタイルというあたりは好きだ。それは今も昔も変わらない。それでニューヨークパンクのバンドを大抵聴いたのか、となると覚えている程は聴いてない気がする。レコードは結構買ったけど聞く回数が少なかった。
Richard Hell & The Voidoidsの1977年リリースのファーストアルバム「Blank Generation」。俗にニューヨークパンクの名盤として語られる事の多い一枚。サウンド的には別に彼等が最初じゃないし、音楽的に優れているモノでもない。ただ、このパンクスタイルを創り上げたのはリチャード・ヘルなのだろう。ツンツン頭に破れたシャツに暴力的なイメージ、どれもこれもがSex Pistolsに影響を与えた、と云うよりも仕掛け人のマルコム・マクラレンに英国に持っていかれた、とも言えるか。音を聴いてても確かにSex Pistolsと同じサウンドのスタイルだと今なら分かる。パンクってそういう風に聞かないから意識してなかったが。そしてロンドンパンクよりもやはり小洒落ている、と言うのかアート的側面が強い部分あると言うのか、これぞニューヨークと言う話なのか、明らかな違いもあるから面白い。そこは多分ギタリストのプロさ加減なのだろう。
Televisionでトム・ヴァーラインと喧嘩し、ジョニサンとこでもジョニサンと合わず、結局自分でバンド組んで出て来たってのもそうそう簡単な事でもなかっただろうし、音楽的な相棒が必要だったのか、と深読みもする。このアルバム、当時売れたのかな?ロックの名盤カタログ見ると必ず出て来るけど、セールス面はそこまでと言う気もする。ただ、記念碑的な作品として今でも愛されているし、確かにこの時代にしか出てこないサウンド。妙に下手じゃないのはさすがにアメリカ、か。
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