Thunder - Behind Closed Doors

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Thunder - Behind Closed Doors (1995)
ビハインド・クローズド・ドアーズ

 最近はコレと言って凄くハマってるという音楽はない。相変わらずブルースは日常的に聴いているが、あまりにも自分には自然すぎる音楽になっているから、ちょいと脱出したいのもあってね。そういえばちょいと黒人ファンク系統も試したりしていて、その意味ではアチコチ手を付けているのはある。ただ、ハマり切るのもないので、どこに向かうか…と思案中。そんな中、ここ最近のレビューの中で、Thunderの名前が出てきて、そういえば大英帝国ロックの砦と云われたThunderって何枚も真面目に聴けてないな、って事でちょいとじっくりと聞いていた。

 Thunderの1995年リリースの3枚目のアルバム「Behind Closed Doors」にして最高傑作と異名を取るアルバム。そりゃ期待できそうなアルバム、ってじっくりと聴き始めて見れば、なるほど冒頭から渋い英国ロックが鳴り響き、期待させてくれるサウンド。この路線のままでアルバムが進んだらかなり強烈なアルバムだが、実際そうはならずにそれなりに多彩なサウンドを収録している。メロディの流れは当然ながら英国的センスだろうからなるほど染み入る部分も多いが、ちょいと自分好みのセンスからは外れているかも。それでもそんな曲は半数くらいなもので、概ねブリティッシュハードロックと呼ばれるに相応しい作品で、その辺はなるほどガツンと気合の入る曲ばかりだ。

 この頃ギターのルークはホワイトスネイクのカヴァデールから執拗に勧誘を受けていたらしいが、それも納得出来る作風とギタープレイ。この時代になってもブルースに根差したギタープレイが聞けるのだから、そりゃカヴァデールからしたら欲しがるだろうよ。アメリカ人と組んでばかりいるから、そういう大英帝国的ギターが欠けていたもんな。それくらいにセンスの良いギタープレイが聞けるのは面白くて、曲調にも当然マッチしたギターソロが良い音で鳴り響く。ちょいとキャッチー過ぎるかな、と感じる部分も多いが時代を考えてみればそれくらいじゃないとハードロックなんて見向きもされなかっただろう。そこで生き抜いたこのバンドも見事だと思うし、確かに英国的サウンドの継承者。





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フレ
Posted byフレ

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