Michael Schenker Fest - Revelation
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Michael Schenker Fest - Revelation (2019)
![レヴェレイション[通常盤CD(日本語解説書封入/歌詞対訳付)]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51fb0qGiqUL.jpg)
アルバムリリースの報だけはやたらと早い時期から流れていて、いつしかまだリリースされてないのか?なんて思うくらいの時間軸での、いわゆる広告期間。あまりにも長いと良い悪いを飛び越えて記憶に無いからきっとそういう作品だったんだろう、などと自分で決めてたりもする。たまにこういう長期間の広告戦略作品があるが、良し悪しだ。今回も同じくでジャケットもずっとアマゾンに載せられていたからすっかりそういう感覚に陥っていたアルバム。更にそのジャケットがまた前作と似た雰囲気なのもあって、聴いた気になっていたという…。
Michael Schenker Fest名義でのセカンドアルバム「Revelation」。一発限りのイベント的再集結かと思いきや、まさかのアルバムレコーディング、数回の来日公演、そしてセカンドアルバムのリリースと実に堅実に企画が進んでいる。そしてマイケル・シェンカーも充実度高くこの仕事をこなしている様子で、気心知れた連中とのセッションを楽しんでいるようだ。そんな充実した日々から再度のアルバムレコーディング、当然ながらスタジオで皆集まって、などという作業をしているハズもなく、マイケル・シェンカーが自身のスタジオとパソコンで概ね仕上げてのメンバー録音だったと何かで聞いた。その方が、という話は納得するので、今の時代はアリだが、もうちょいと音を迫力あるミックスに仕上げてほしかったとは思う。そこまで不足感があるワケでもないが、ちょいと線が細いという印象だから。
さて、アルバムの中身…、正直その充実度が満ち溢れているかのようなゆとりのあるマイケル・シェンカーらしい楽曲が並ぶ。ミドルテンポな作風を中心に、基本的に歌を歌わせてキメのソロをメロディアスに弾いていく。しかもアルバム全体を通して見事なまでにマイケル・シェンカーのトーンそのもので。気になるボーカリストの多様さは、今回は意外な事に個性は分かるが、トーンが同じと言うのかな、あまり大幅にボーカルが違うね、っていうようには感じなかった。皆現役に戻りつつあって巧さが戻ってきたか?多分ミックス時のトーン調整でかなり粒を揃えている気がする。それでも知ってるボーカリストなら誰が歌っているのかは分かる。ロニー・ロメロとドゥイギーのは分からん…、マッコリーの歌もちょいと分かりにくい。皆上手いから。ただ、それを気にするアルバムではないという認識。マイケル・シェンカーにしては快活に流して楽しめる作風が詰め込まれているので、それを堪能するだけで良い作品だ。もうそういう年頃だろ。
![レヴェレイション[通常盤CD(日本語解説書封入/歌詞対訳付)]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51fb0qGiqUL.jpg)
アルバムリリースの報だけはやたらと早い時期から流れていて、いつしかまだリリースされてないのか?なんて思うくらいの時間軸での、いわゆる広告期間。あまりにも長いと良い悪いを飛び越えて記憶に無いからきっとそういう作品だったんだろう、などと自分で決めてたりもする。たまにこういう長期間の広告戦略作品があるが、良し悪しだ。今回も同じくでジャケットもずっとアマゾンに載せられていたからすっかりそういう感覚に陥っていたアルバム。更にそのジャケットがまた前作と似た雰囲気なのもあって、聴いた気になっていたという…。
Michael Schenker Fest名義でのセカンドアルバム「Revelation」。一発限りのイベント的再集結かと思いきや、まさかのアルバムレコーディング、数回の来日公演、そしてセカンドアルバムのリリースと実に堅実に企画が進んでいる。そしてマイケル・シェンカーも充実度高くこの仕事をこなしている様子で、気心知れた連中とのセッションを楽しんでいるようだ。そんな充実した日々から再度のアルバムレコーディング、当然ながらスタジオで皆集まって、などという作業をしているハズもなく、マイケル・シェンカーが自身のスタジオとパソコンで概ね仕上げてのメンバー録音だったと何かで聞いた。その方が、という話は納得するので、今の時代はアリだが、もうちょいと音を迫力あるミックスに仕上げてほしかったとは思う。そこまで不足感があるワケでもないが、ちょいと線が細いという印象だから。
さて、アルバムの中身…、正直その充実度が満ち溢れているかのようなゆとりのあるマイケル・シェンカーらしい楽曲が並ぶ。ミドルテンポな作風を中心に、基本的に歌を歌わせてキメのソロをメロディアスに弾いていく。しかもアルバム全体を通して見事なまでにマイケル・シェンカーのトーンそのもので。気になるボーカリストの多様さは、今回は意外な事に個性は分かるが、トーンが同じと言うのかな、あまり大幅にボーカルが違うね、っていうようには感じなかった。皆現役に戻りつつあって巧さが戻ってきたか?多分ミックス時のトーン調整でかなり粒を揃えている気がする。それでも知ってるボーカリストなら誰が歌っているのかは分かる。ロニー・ロメロとドゥイギーのは分からん…、マッコリーの歌もちょいと分かりにくい。皆上手いから。ただ、それを気にするアルバムではないという認識。マイケル・シェンカーにしては快活に流して楽しめる作風が詰め込まれているので、それを堪能するだけで良い作品だ。もうそういう年頃だろ。
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