Heather Findlay - Wild White Horses
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Heather Findlay - Wild White Horses (2019)

この辺のシーンの現在形なんてもうどこにも日本語じゃ見当たらないし、興味を持っても深掘りしにくい状況になってる。これだけの情報社会に於いても手に入りくいメジャーフィールドでの活動レベル、どうしたモンか。好きな人しか聞かないだろうから、そういう人はそれなりに情報収集してくれるだろうというお話だろうか。本来のリスナーってのはそういうモンだろうから、ここで自分が知らない、調べられない事をグダグダと言ってもしょうがないだろって話。
元Mostly Autumのヘザー・フィンドレイが2019年に放った、キャリア集大成とも言える初のソロフルアルバム「Wild White Horses」。しかもキャリアの長さを物語るかのように制作ゲスト陣営が見事。作ろうと思っての人脈ではない所がユニーク。大英帝国ハードロックバンド、Thunderのルークを迎えてのアルバム制作。それってどうなるんだ?って話だが、そこはもちろんハードロックバリバリにはならず、しっかりとヘザー嬢の個性を活かした作風に仕上がっている。それに加えて、あのイアン・アンダーソンまでもが参加。更に元同僚の、そして現Nightwishで名を馳せているパイプ奏者のトロイも参加しているという豪勢な、そしてノンジャンルなゲスト陣営による尽力が見事に花開いて、麗しいロック世界を創り上げてくれてます。
憂いのある歌声は相変わらず、しっとりとした作風が多いのもその歌声からイメージされる雰囲気が一番似合っているからだろう。ちょいと軽やかなポップス系統な作風も入っているが、売れて稼ぐのにこういうのが当たると良いよな、というのは分かる。だからアルバムの印象を損ねるというものでもない。きちんとそれすらもアルバムの中にあって、という位置付けで存在しているので問題ない。アルバム全体で聴けばそれも含めて素晴らしき世界観が紡ぎ出されているからだ。それに加えてチャレンジしている作風もいくつか聴ける所も面白い。まだまだこれからも好きなサウンドを創り出していくのだろう、麗しき歌姫のこれからがまだまだ楽しみと思わせる一枚。

この辺のシーンの現在形なんてもうどこにも日本語じゃ見当たらないし、興味を持っても深掘りしにくい状況になってる。これだけの情報社会に於いても手に入りくいメジャーフィールドでの活動レベル、どうしたモンか。好きな人しか聞かないだろうから、そういう人はそれなりに情報収集してくれるだろうというお話だろうか。本来のリスナーってのはそういうモンだろうから、ここで自分が知らない、調べられない事をグダグダと言ってもしょうがないだろって話。
元Mostly Autumのヘザー・フィンドレイが2019年に放った、キャリア集大成とも言える初のソロフルアルバム「Wild White Horses」。しかもキャリアの長さを物語るかのように制作ゲスト陣営が見事。作ろうと思っての人脈ではない所がユニーク。大英帝国ハードロックバンド、Thunderのルークを迎えてのアルバム制作。それってどうなるんだ?って話だが、そこはもちろんハードロックバリバリにはならず、しっかりとヘザー嬢の個性を活かした作風に仕上がっている。それに加えて、あのイアン・アンダーソンまでもが参加。更に元同僚の、そして現Nightwishで名を馳せているパイプ奏者のトロイも参加しているという豪勢な、そしてノンジャンルなゲスト陣営による尽力が見事に花開いて、麗しいロック世界を創り上げてくれてます。
憂いのある歌声は相変わらず、しっとりとした作風が多いのもその歌声からイメージされる雰囲気が一番似合っているからだろう。ちょいと軽やかなポップス系統な作風も入っているが、売れて稼ぐのにこういうのが当たると良いよな、というのは分かる。だからアルバムの印象を損ねるというものでもない。きちんとそれすらもアルバムの中にあって、という位置付けで存在しているので問題ない。アルバム全体で聴けばそれも含めて素晴らしき世界観が紡ぎ出されているからだ。それに加えてチャレンジしている作風もいくつか聴ける所も面白い。まだまだこれからも好きなサウンドを創り出していくのだろう、麗しき歌姫のこれからがまだまだ楽しみと思わせる一枚。
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