The Sweet - The Rainbow Live in The UK 1973
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The Sweet - The Rainbow Live in The UK 1973

元々の音楽性が異なっていたにもかかわらず、時代性を考えてその時代に合わせたサウンドを出していた事で、その筋の人達と思われてしまって、抜け出せなかった、みたいな珍しい例がThe Sweetだ。60年代末からシーンに登場していて、微妙にキャッチーなサウンドを出していたものの鳴かず飛ばず、グラムロックブームが到来した頃にはその波に乗ってシーンに出てきた。おかげでグラムロックバンドという印象が付いてしまった。ほんの一瞬だけグラムロックの恩恵に肖ろうとしたのに、ずっとそのままだ。実はもっとハードロック志向が強くて、アルバムもそういう類の作品が多数リリースされているが、一番売れたのがグラムロック時代の作品だから抜け出せきれてない。
1973年の正にその絶頂期のライブアルバム「The Rainbow Live in The UK 1973」がリリースされていた。正にグラムロック期絶頂の頃のライブだが、見事なまでにハードロックのオンパレード。世間的に売れた姿なんてのはホントに見せかけだけのものでこれが自分たちの本領だぜと言わんばかりにハードに畳み掛けてくるカッコ良いロックアルバム。だから偏見を持ったままのリスナーにはコイツ聴いてもらうと割と誤解が解ける気もする。そもそもそういう印象を持っているのは自分だけかもしれないので、自分的にはこういうライブアルバムで呪縛から離れるのは重要だった。確かにハードロックっても歌メロはキャッチーだし、音もどこかポップ調ではあるからグラムロックとさほどかけ離れているワケでもない。
この時代ながらギターヒーローが居ない、ギターを聞かせる程のソロパートがある事もない、楽曲は勢いだけでのキャッチーなサウンドが多いからどうしたってアイドルバンド的に見えちゃう。どこか華があればそうはならなかったのだろうが、グループ皆でやってたからかね。ただ、そういうのって難しいよな。本人たち一生懸命やってるんだし、リスナー側の勝手な解釈だから罪ないし。そんな事を思いつつも聴いていて、相当迫力と熱気のあるライブアルバムで、ホントに絶頂期な作品。

元々の音楽性が異なっていたにもかかわらず、時代性を考えてその時代に合わせたサウンドを出していた事で、その筋の人達と思われてしまって、抜け出せなかった、みたいな珍しい例がThe Sweetだ。60年代末からシーンに登場していて、微妙にキャッチーなサウンドを出していたものの鳴かず飛ばず、グラムロックブームが到来した頃にはその波に乗ってシーンに出てきた。おかげでグラムロックバンドという印象が付いてしまった。ほんの一瞬だけグラムロックの恩恵に肖ろうとしたのに、ずっとそのままだ。実はもっとハードロック志向が強くて、アルバムもそういう類の作品が多数リリースされているが、一番売れたのがグラムロック時代の作品だから抜け出せきれてない。
1973年の正にその絶頂期のライブアルバム「The Rainbow Live in The UK 1973」がリリースされていた。正にグラムロック期絶頂の頃のライブだが、見事なまでにハードロックのオンパレード。世間的に売れた姿なんてのはホントに見せかけだけのものでこれが自分たちの本領だぜと言わんばかりにハードに畳み掛けてくるカッコ良いロックアルバム。だから偏見を持ったままのリスナーにはコイツ聴いてもらうと割と誤解が解ける気もする。そもそもそういう印象を持っているのは自分だけかもしれないので、自分的にはこういうライブアルバムで呪縛から離れるのは重要だった。確かにハードロックっても歌メロはキャッチーだし、音もどこかポップ調ではあるからグラムロックとさほどかけ離れているワケでもない。
この時代ながらギターヒーローが居ない、ギターを聞かせる程のソロパートがある事もない、楽曲は勢いだけでのキャッチーなサウンドが多いからどうしたってアイドルバンド的に見えちゃう。どこか華があればそうはならなかったのだろうが、グループ皆でやってたからかね。ただ、そういうのって難しいよな。本人たち一生懸命やってるんだし、リスナー側の勝手な解釈だから罪ないし。そんな事を思いつつも聴いていて、相当迫力と熱気のあるライブアルバムで、ホントに絶頂期な作品。
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