Be Bop Deluxe - Live in the Air Age
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Be Bop Deluxe - Live in the Air Age (1977)

時代の変化と共に音楽性を進化させるバンド、それは時代の変化に着いていくのではなくて自分たち自身が変化をしていく事が時代を作り上げているのだ、と云う、自分たちが先頭になってシーンを変化させていくみたいな意味合いだ。結果的にそうなったのかもなぁ、と云うのが70年代中盤にシーンにいたBe Bop Deluxe=ビル・ネルソンだ。ボウイもそういう傾向があったし、他もそういうミュージシャンはいたが、ビル・ネルソンも影響力はそこまででは無かったにしても、積極的に新しいシーンに目を向けていた人だ。
Be Bop Deluxeの1977年リリースのライブアルバム「Live in the Air Age」。いつのバンドだ?ってくらいに洗練されているサウンドとプレイスタイル。これまでのオールドタイプのロックからは明らかに一線を画したオシャレでポップでスマートなロック。正直自分的にはまるで好まない音になっているので、初期の頃からすれば全然違うバンドとも言える。ただ、それだけ進化して、また、そこに新しい要素=宇宙感みたいなのを取り込んでいる事で、テクノポップ的な側面を持つ事にもなっている。だから新しい世界が開けてきているようだ。当時YMOあたりが出始めた頃なので電子音楽も耳には入っていただろう。そのサウンドから未来と宇宙を想像して自分たちに取り込んだとも思える。
冷静に今聴いてしまえば、モダンなポップ・ロック。歌メロがちょいと弱いか、という程度のソリッドなスタイルのバンドだ。ただ、これがライブアルバムと云うんだからちょいと驚く。それくらいにバランスも良いし演奏も完璧過ぎるくらいに完璧、更にビル・ネルソンのギタープレイが実に美しく華麗に弾かれていて、ライブ特有の熱気とはちょいと異なる完全性が見事。アルバムジャケットは映画メトロポリタンの一幕らしいが、さすが最先端を担うセンスのバンドだけあって、1977年の時点で堂々と出してきているあたりはさすが。

時代の変化と共に音楽性を進化させるバンド、それは時代の変化に着いていくのではなくて自分たち自身が変化をしていく事が時代を作り上げているのだ、と云う、自分たちが先頭になってシーンを変化させていくみたいな意味合いだ。結果的にそうなったのかもなぁ、と云うのが70年代中盤にシーンにいたBe Bop Deluxe=ビル・ネルソンだ。ボウイもそういう傾向があったし、他もそういうミュージシャンはいたが、ビル・ネルソンも影響力はそこまででは無かったにしても、積極的に新しいシーンに目を向けていた人だ。
Be Bop Deluxeの1977年リリースのライブアルバム「Live in the Air Age」。いつのバンドだ?ってくらいに洗練されているサウンドとプレイスタイル。これまでのオールドタイプのロックからは明らかに一線を画したオシャレでポップでスマートなロック。正直自分的にはまるで好まない音になっているので、初期の頃からすれば全然違うバンドとも言える。ただ、それだけ進化して、また、そこに新しい要素=宇宙感みたいなのを取り込んでいる事で、テクノポップ的な側面を持つ事にもなっている。だから新しい世界が開けてきているようだ。当時YMOあたりが出始めた頃なので電子音楽も耳には入っていただろう。そのサウンドから未来と宇宙を想像して自分たちに取り込んだとも思える。
冷静に今聴いてしまえば、モダンなポップ・ロック。歌メロがちょいと弱いか、という程度のソリッドなスタイルのバンドだ。ただ、これがライブアルバムと云うんだからちょいと驚く。それくらいにバランスも良いし演奏も完璧過ぎるくらいに完璧、更にビル・ネルソンのギタープレイが実に美しく華麗に弾かれていて、ライブ特有の熱気とはちょいと異なる完全性が見事。アルバムジャケットは映画メトロポリタンの一幕らしいが、さすが最先端を担うセンスのバンドだけあって、1977年の時点で堂々と出してきているあたりはさすが。
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