Rod Stewart - Foolish Behaviour
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Rod Stewart - Foolish Behaviour (1980)

どんな曲でも稀代のシンガーが歌う事で全然異なる作品に仕上がると云う事は既にもう何十曲ものカバーを聴いていれば分かる。無名のバンドの曲だからと言って大した曲でもないと判断するものでもないだろうし、メジャーな人だから良い曲だ、と云うモノでもない。もっともメジャーな人のダサい曲でもプロの仕様レベルにはあるからこちらの方が相当にマシ。無名バンドの場合はそのレベルに無い事があるから確かにダメだろ、ってのもあるのは事実。自分レベルが聞けるもので言えば一枚でもアルバムがメジャーレーベルからリリースされているのだから、それなりのラインは超えてくれているハズ、という前提。そんな所から発掘して磨く、ってのもありだろうね。
Rod Stewartの1980年リリース作品「Foolish Behaviour」。ロッドは割と何でもカバーして自分のものにしちゃうのと、実は作者達も喜ぶくらいの印税を稼ぎ出すので、好かれている。実際はどうか知らないが、多分そういうモンだろう。しかも本人達の実力では発揮しきれなかったレベルに到達したカバーが多いので、プロ中のプロが黄金を稼ぐ的な作り込みの凄さを素直に実感する事も。先日のThe Aceの「How Long」は本人たちもスマッシュヒットを放ったがこれをロッドもカバーしている。出来映えは好みだろうが、それによって後世はThe Aceを知る事になる。そこからロッド・スチュワートを久々に、と云うお話。このアルバムはジャケットがアメリカナイズされているのできっとポップス系統だろうなんて思ってたら、どうしてどうして、しっかりとロック時代のロッドにちょいと戻している。
冒頭からハートを掴むR&Rが繰り広げられるので面食らう。アルバムを通して聴いてみればR&B的なブラコン調作品、何とレゲエ曲、R&R、歌唱力を活かしたいつものアップテンポなナンバー、そしてバラードとバラエティに富んだ作風はいつもの事ながらも余計な装飾音が少ないのと、バンドが固定された中での作品だから一体感がある。カーマイン・アピスの、ジム_クリーガン…、そうだよなぁ、ここでジム・クリーガン参加してるのはホント、出世だ。元々のバンドとしてBlossom ToesやStudの下積みバンド時代があるしね。しかしロッド、歌上手いのは当然ながら元気あるし若々しいし、脂乗りまくってる時期で、今聞くとちょいと古臭いサウンドでもあるが、アグレッシブさは凄い。ダンスナンバーばかりに進んでいたロッドのちょこっとロックサイドに戻ってきた作品。

どんな曲でも稀代のシンガーが歌う事で全然異なる作品に仕上がると云う事は既にもう何十曲ものカバーを聴いていれば分かる。無名のバンドの曲だからと言って大した曲でもないと判断するものでもないだろうし、メジャーな人だから良い曲だ、と云うモノでもない。もっともメジャーな人のダサい曲でもプロの仕様レベルにはあるからこちらの方が相当にマシ。無名バンドの場合はそのレベルに無い事があるから確かにダメだろ、ってのもあるのは事実。自分レベルが聞けるもので言えば一枚でもアルバムがメジャーレーベルからリリースされているのだから、それなりのラインは超えてくれているハズ、という前提。そんな所から発掘して磨く、ってのもありだろうね。
Rod Stewartの1980年リリース作品「Foolish Behaviour」。ロッドは割と何でもカバーして自分のものにしちゃうのと、実は作者達も喜ぶくらいの印税を稼ぎ出すので、好かれている。実際はどうか知らないが、多分そういうモンだろう。しかも本人達の実力では発揮しきれなかったレベルに到達したカバーが多いので、プロ中のプロが黄金を稼ぐ的な作り込みの凄さを素直に実感する事も。先日のThe Aceの「How Long」は本人たちもスマッシュヒットを放ったがこれをロッドもカバーしている。出来映えは好みだろうが、それによって後世はThe Aceを知る事になる。そこからロッド・スチュワートを久々に、と云うお話。このアルバムはジャケットがアメリカナイズされているのできっとポップス系統だろうなんて思ってたら、どうしてどうして、しっかりとロック時代のロッドにちょいと戻している。
冒頭からハートを掴むR&Rが繰り広げられるので面食らう。アルバムを通して聴いてみればR&B的なブラコン調作品、何とレゲエ曲、R&R、歌唱力を活かしたいつものアップテンポなナンバー、そしてバラードとバラエティに富んだ作風はいつもの事ながらも余計な装飾音が少ないのと、バンドが固定された中での作品だから一体感がある。カーマイン・アピスの、ジム_クリーガン…、そうだよなぁ、ここでジム・クリーガン参加してるのはホント、出世だ。元々のバンドとしてBlossom ToesやStudの下積みバンド時代があるしね。しかしロッド、歌上手いのは当然ながら元気あるし若々しいし、脂乗りまくってる時期で、今聞くとちょいと古臭いサウンドでもあるが、アグレッシブさは凄い。ダンスナンバーばかりに進んでいたロッドのちょこっとロックサイドに戻ってきた作品。
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