The Keith Tippett Group - Dedicated to You But You Weren't Listening
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The Keith Tippett Group - Dedicated to You But You Weren't Listening (1971)

昔はモノの本でしかジャケット写真を見ることがなく、実物はレア盤屋でたまに見かけたものの、ン万円のプライスだったら安い、もう一桁いってる時もあったりとやたらと高嶺の花だった作品が何枚かある。オリジナル盤じゃなければ聴けたかってのもあったのかもしれないが、オリジナル盤以外を見かける事も無かったし、とにかくプレミアムが凄かった。見てるだけで楽しかったのはある。時代によってそういうアイテムは変わっていくのだろうし、今は今で全然異なるアイテムが超プレミアムなんだろう。自分のコレクションもそういうのを見て切り売りしていったら儲かったかも。
The Keith Tippett Group名義での1971年リリースのセカンド・アルバム「Dedicated to You But You Weren't Listening」。既にKing Crimsonでピアノ弾いていた後の作品なので、ロック寄りか、と思うなかれ。どこからどこまで行っても英国フリージャズの世界そのままだ。どうしてこういうピアノを弾く、グループをやるフリージャズ畑の人がキース・クリスマスの作品にゲストで参加してピアノ弾いてたんだろ?クリムゾンですらそう思うのだが、普通に5分で弾き終えてしまうくらい簡単なんじゃないだろうか。雇う側はそれでも参加してもらいたいんだろうから、良いのか。ちょこっとピアノ弾いてギャラ貰ってクレジットされて名も売れる、みたいな打算的な所だとしか思えん。そんな野暮な推測は本題ではないのでまた…。
このアルバム、普通に手を出すなかれ、英国フリージャズに馴染みのある方なら大丈夫だろうが、結構ヘヴィなフリージャズ、っつうかうるさいジャズ。メンツは色々いるけどほぼソフト・マシーンに関わる方々ばかり。エルトン・ディーンも目立つし、フィル・ハワードのドラムも同じく…、そこでのキース・ティペットのピアノはある種ロック畑で聴くよりも曲にマッチしていてさすが本業、って感じ。ポップ界からここに来るととんでもなく聴けないアルバムだと思うが、ちょいとジャズロック畑やジャズ畑を知ってると名盤です。ハンパないエネルギーの塊がぶつかり合ってて、感触は確かに英国ジャズに間違いないが、そのプレイの白熱ぶりが気持ち良い。ハマり込むとこの素晴らしさが堪能出来ます。久々にこういうフリージャズと云うか英国ジャズ聴いたからか、凄くカッコ良い。痺れた。

昔はモノの本でしかジャケット写真を見ることがなく、実物はレア盤屋でたまに見かけたものの、ン万円のプライスだったら安い、もう一桁いってる時もあったりとやたらと高嶺の花だった作品が何枚かある。オリジナル盤じゃなければ聴けたかってのもあったのかもしれないが、オリジナル盤以外を見かける事も無かったし、とにかくプレミアムが凄かった。見てるだけで楽しかったのはある。時代によってそういうアイテムは変わっていくのだろうし、今は今で全然異なるアイテムが超プレミアムなんだろう。自分のコレクションもそういうのを見て切り売りしていったら儲かったかも。
The Keith Tippett Group名義での1971年リリースのセカンド・アルバム「Dedicated to You But You Weren't Listening」。既にKing Crimsonでピアノ弾いていた後の作品なので、ロック寄りか、と思うなかれ。どこからどこまで行っても英国フリージャズの世界そのままだ。どうしてこういうピアノを弾く、グループをやるフリージャズ畑の人がキース・クリスマスの作品にゲストで参加してピアノ弾いてたんだろ?クリムゾンですらそう思うのだが、普通に5分で弾き終えてしまうくらい簡単なんじゃないだろうか。雇う側はそれでも参加してもらいたいんだろうから、良いのか。ちょこっとピアノ弾いてギャラ貰ってクレジットされて名も売れる、みたいな打算的な所だとしか思えん。そんな野暮な推測は本題ではないのでまた…。
このアルバム、普通に手を出すなかれ、英国フリージャズに馴染みのある方なら大丈夫だろうが、結構ヘヴィなフリージャズ、っつうかうるさいジャズ。メンツは色々いるけどほぼソフト・マシーンに関わる方々ばかり。エルトン・ディーンも目立つし、フィル・ハワードのドラムも同じく…、そこでのキース・ティペットのピアノはある種ロック畑で聴くよりも曲にマッチしていてさすが本業、って感じ。ポップ界からここに来るととんでもなく聴けないアルバムだと思うが、ちょいとジャズロック畑やジャズ畑を知ってると名盤です。ハンパないエネルギーの塊がぶつかり合ってて、感触は確かに英国ジャズに間違いないが、そのプレイの白熱ぶりが気持ち良い。ハマり込むとこの素晴らしさが堪能出来ます。久々にこういうフリージャズと云うか英国ジャズ聴いたからか、凄くカッコ良い。痺れた。
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