The Pretenders - Greatest Hits
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ロックってやっぱオトコの世界という範囲が広くなっちゃっているし、実際活動しているアーティストの中でも9:1くらいの割合でオトコの世界に染められている。音楽界全般だともっと比率は下がるけど、ロックの世界だとどうしてもそんな感じ。それでまた骨太なロックファンってそんじょそこらのロックな女性って認めない傾向もあるからましてやプレイヤー側になるなんてのは結構大変なんだろうなぁと冷静に分析。オトコのファンが付く女性ロッカーってのはもちろんいるけど、本当の意味で敬服してついていっているファンってどれくらいいるのかな、と思ってしまう。逆の構図は結構いっぱい見かけるし、それこそカラダまで捧げます~みたいなのもあったりするワケで、ま、それこそロックの幻想だったりするんだが(笑)。逆はあまり聞かないしね。ジャニスあたりだとなんとなくドラッグ絡みからそういうのあってもおかしくないなぁって気がするけどさ。しかしオトコのロックファンはかっこいい女性ロッカーが出てくると一気に心酔してしまうのも事実で、それが特に色気じゃなくってスジの通ったスタイルなんかだと男女関係なしにファンになれる、のかな。多分同じ土俵で認めてしまうんだと思うけど、これが数少ないんだよな。

そんな素晴らしい女性ロックンローラーの中でも最高の一人、いや、代名詞にもなっているくらいの人にクリッシー・ハインドがいる。そう、プリテンダーズ
のフロントウーマンで、こないだもサマソニ?ウドーフェス?か何かで久々にバンドを率いて来日公演してて、テレビで見たんだけど、あぁ、やっぱりかっこいいなぁ…って思って見てた。もちろん年取ったなぁってのはあったけど、そんなのよりも深みが出ていてかっこよいな、と。そんなに軽々しき片付けられるような人生を生きてきた彼女ではないのは断片的に知ってるけど、懐かしいかっこよさに出逢ったな、と。でもさ、不思議なのは昔なんて彼女の歌ってる姿を実際にも映像でも見たことなんてないんだよな。音はレコードで聴いてたから知ってるだけで、どんなライブなのかっていうバンドの姿はそんなに知らないハズなんだよ。でも音だけからイメージするクリッシーの姿ってのがあって、いくつか目にしたライブの映像の印象から寛恕のかっこよさというかスタイルというかポリシーみたいなのが感じられてきて、音を聴くとそれが増強されるっていう感じ。
ファーストアルバム「愛しのキッズ」。1979年後半にシングル「Kid」でデビューしてるけどアルバムデビューは1980年。彼女って元々アメリカ人だけどNMEの記者だったことでロンドンで活躍していてその頃にミック・ジョーンズにギターを教えていたりっていう変わった経歴の持ち主で、バンドもメンバーはみなイギリス人。だからプリテンダーズ
の音って凄く英国的なセンスの音の中で主張するアメリカってのがあって、それが変わった魅力を出しているのも大きい。色々な作品があるけど、今オススメなのは多分「グレイテスト・ヒッツ」っつうベスト盤だね。もちろん自分的にはファーストやサード「ラーニング・トゥ・クロール」ってのが一番好きだけど、ベスト盤が凄く聴きやすかったりする(笑)。普通のバンドだと許せないんだけど、このバンドの場合はそれが適当な長さ、って感じでね、名曲の嵐…っつうかちょっと胸キュンって感じのメロディラインが良くってさぁ。どこか切ないんだけど元気をもらう、そんな感じ。良い曲いっぱいあるよ~。しかしiTunesには全然ないっつうのは問題だよな…。



そんな素晴らしい女性ロックンローラーの中でも最高の一人、いや、代名詞にもなっているくらいの人にクリッシー・ハインドがいる。そう、プリテンダーズ
ファーストアルバム「愛しのキッズ」。1979年後半にシングル「Kid」でデビューしてるけどアルバムデビューは1980年。彼女って元々アメリカ人だけどNMEの記者だったことでロンドンで活躍していてその頃にミック・ジョーンズにギターを教えていたりっていう変わった経歴の持ち主で、バンドもメンバーはみなイギリス人。だからプリテンダーズ
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