Jess And The Ancient Ones - The Horse & Other Weird Tales
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Jess And The Ancient Ones - The Horse & Other Weird Tales (2017)

実際変化しているのだろうか、自分の感覚的にそう思っているだけなのだろうか、ロックのアルバムという価値が下がってきている気がする。それは昔はアルバム一枚を何度も聞いたものだし、そんなに次々と消耗していくという類じゃなかった。CD時代を経た今、デジタルになり作る側も簡単になったからかもしれないが、聴く側もイージーに聴けちゃって単なる消耗品になってる気がするもん。そこで残されていくアルバムというのはどれだけあるのだろう。ライブラリとしては全部残っていくのだろうけど、こんだけの情報過剰時代に後から探して体系化して認識できるレベルになるのだろうか?そんなのは不要で検索一発で対応だからOKとか?それでも探す単語が分からないからAIでの予測検索?もう分からん…。
メタル大国フィンランド出身のJess And The Ancient Onesの2017年リリース作品「The Horse & Other Weird Tales」。3枚目のアルバムだからよく出してる方だと思う。この路線この流れでこのバンドを取り上げているけど、実際の音はかなりこなれていてメタル色はほぼ無く、普通に疾走感のあるロックバンド、しかもオールドタイプな感触があるのはオルガンのおかげだろう。ギターにしてもチープサウンドでどこからどう聞いてもこのバンドは70年代の録音物に聞こえる。当然ながら音の方もそういう雰囲気だが、何のバンドをモチーフにしているんだ?となると…、何も見当たらない。完全に個性的なサウンドを自己流に創出して組み上げている。プログレ色は特に見当たらず、普通にサイケ風味の漂うロック。Pursonあたりと近いサウンドだけど、Jess And The Ancient Onesの方が息長そうな気がする。
自分的にはそこまで解明した事ないけど、どうやら歌詞にしても相当の黒魔術的な作品になっているのがJess And The Ancient Onesの特徴のひとつでもあるようだ。趣味レベルなのか売りレベルなのか、ホントにそうなのか、っていうレベルで言えば多分ホントに突っ込んでいってるのだろうと。北欧やヨーロッパだと魔術ってのは割と身近なものなのかな。日本だと普通にお寺があって仏壇あって、みたいなさ。だから案外魔術系オカルト系ってのは想像するよりも近いのかと思う。じゃなきゃ、そうそうハタチ過ぎくらいでそこまで近づかないんじゃないかなぁ…。そこはともかく、音的にはさすがのフィンランド、素晴らしく聴き心地の良いそしてロック的で勢いのあるアルバムが出てきてくれました。

実際変化しているのだろうか、自分の感覚的にそう思っているだけなのだろうか、ロックのアルバムという価値が下がってきている気がする。それは昔はアルバム一枚を何度も聞いたものだし、そんなに次々と消耗していくという類じゃなかった。CD時代を経た今、デジタルになり作る側も簡単になったからかもしれないが、聴く側もイージーに聴けちゃって単なる消耗品になってる気がするもん。そこで残されていくアルバムというのはどれだけあるのだろう。ライブラリとしては全部残っていくのだろうけど、こんだけの情報過剰時代に後から探して体系化して認識できるレベルになるのだろうか?そんなのは不要で検索一発で対応だからOKとか?それでも探す単語が分からないからAIでの予測検索?もう分からん…。
メタル大国フィンランド出身のJess And The Ancient Onesの2017年リリース作品「The Horse & Other Weird Tales」。3枚目のアルバムだからよく出してる方だと思う。この路線この流れでこのバンドを取り上げているけど、実際の音はかなりこなれていてメタル色はほぼ無く、普通に疾走感のあるロックバンド、しかもオールドタイプな感触があるのはオルガンのおかげだろう。ギターにしてもチープサウンドでどこからどう聞いてもこのバンドは70年代の録音物に聞こえる。当然ながら音の方もそういう雰囲気だが、何のバンドをモチーフにしているんだ?となると…、何も見当たらない。完全に個性的なサウンドを自己流に創出して組み上げている。プログレ色は特に見当たらず、普通にサイケ風味の漂うロック。Pursonあたりと近いサウンドだけど、Jess And The Ancient Onesの方が息長そうな気がする。
自分的にはそこまで解明した事ないけど、どうやら歌詞にしても相当の黒魔術的な作品になっているのがJess And The Ancient Onesの特徴のひとつでもあるようだ。趣味レベルなのか売りレベルなのか、ホントにそうなのか、っていうレベルで言えば多分ホントに突っ込んでいってるのだろうと。北欧やヨーロッパだと魔術ってのは割と身近なものなのかな。日本だと普通にお寺があって仏壇あって、みたいなさ。だから案外魔術系オカルト系ってのは想像するよりも近いのかと思う。じゃなきゃ、そうそうハタチ過ぎくらいでそこまで近づかないんじゃないかなぁ…。そこはともかく、音的にはさすがのフィンランド、素晴らしく聴き心地の良いそしてロック的で勢いのあるアルバムが出てきてくれました。
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