Psychedelic Witchcraft - Sound of the Wind
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Psychedelic Witchcraft - Sound of the Wind (2017)

オカルトや魔術的なものってのはいつの時代にもそこそこの人気があって、常に興味を惹かれる題材のひとつ、それこそ世界が始まってから魔術に頼っていた時代の方が長いし、その名残もあるのだろうから人類ってのは魔術の概念から抜けられないというのも頷ける。占いなんて可愛い事言ってるけど、あれも恐ろしい予言のひとつだし、子供の頃からそういうのに興味を持つのは大抵女の子だから、オカルトチックなストーナー系のロックを担うのが女性ボーカル中心ってのはその流れからするとよく分かる。しかも世界中が同じなのだから女子の占い好きから魔術…なのも共通なのだろう。
Psychedelic Witchcraftというイタリアはフィレンツェ出身のバンドの2017年リリース2枚目の作品「Sound of the Wind」。オカルト風味なストーナー系ロックではあるものの、もうちょっとガレージサウンド的、云うならばグループサウンド的にも聞こえるサウンド、すなわちチープ感が漂う部分も大きいのと、ヘヴィネスさがそこまででも無い点が他とは異なる。それでも時代の産物だからイタリアらしさ、なんてのは特に見つけられないから世界標準でのサウンドだ。こういうの聴いてるとロックは進化するんだなとつくづく思う。どれもこれも聞いたことあるような曲だし、楽器だって音だって今更なのに、これまでこういうの聞いたことあるか?って問われたらどのバンドも思い付かないんだからオリジナルな音を出しているって事。不思議だ。
全体的にヘヴィさではなくてドゥーミーでムーディーな雰囲気でのサウンドが中心ながら、リフ主体なサウンドが多くてその辺りはZeppelinをモチーフにしているようだ。そこにJefferson Airplaneな歌が乗っかると言うような構図、楽器陣営は特に目立つようなプレイを仕掛けている事もないので、バンドの音で聞かせるという方が主体的なのだろう。それでもギタリストのワウ使いやブルースチックなフレーズは王道を通過している安心感があるが。アルバム的には結構な名盤の域にある作品だろう。

オカルトや魔術的なものってのはいつの時代にもそこそこの人気があって、常に興味を惹かれる題材のひとつ、それこそ世界が始まってから魔術に頼っていた時代の方が長いし、その名残もあるのだろうから人類ってのは魔術の概念から抜けられないというのも頷ける。占いなんて可愛い事言ってるけど、あれも恐ろしい予言のひとつだし、子供の頃からそういうのに興味を持つのは大抵女の子だから、オカルトチックなストーナー系のロックを担うのが女性ボーカル中心ってのはその流れからするとよく分かる。しかも世界中が同じなのだから女子の占い好きから魔術…なのも共通なのだろう。
Psychedelic Witchcraftというイタリアはフィレンツェ出身のバンドの2017年リリース2枚目の作品「Sound of the Wind」。オカルト風味なストーナー系ロックではあるものの、もうちょっとガレージサウンド的、云うならばグループサウンド的にも聞こえるサウンド、すなわちチープ感が漂う部分も大きいのと、ヘヴィネスさがそこまででも無い点が他とは異なる。それでも時代の産物だからイタリアらしさ、なんてのは特に見つけられないから世界標準でのサウンドだ。こういうの聴いてるとロックは進化するんだなとつくづく思う。どれもこれも聞いたことあるような曲だし、楽器だって音だって今更なのに、これまでこういうの聞いたことあるか?って問われたらどのバンドも思い付かないんだからオリジナルな音を出しているって事。不思議だ。
全体的にヘヴィさではなくてドゥーミーでムーディーな雰囲気でのサウンドが中心ながら、リフ主体なサウンドが多くてその辺りはZeppelinをモチーフにしているようだ。そこにJefferson Airplaneな歌が乗っかると言うような構図、楽器陣営は特に目立つようなプレイを仕掛けている事もないので、バンドの音で聞かせるという方が主体的なのだろう。それでもギタリストのワウ使いやブルースチックなフレーズは王道を通過している安心感があるが。アルバム的には結構な名盤の域にある作品だろう。
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