Xandria - Kill the Sun
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Xandria - Kill the Sun (2003)

混沌としたドイツのロックも洗練されていき、当然の如く世界標準に追いつき追い越し状態となった近代となっては欧米のロックという程度の認識になり、ドイツらしさというのもさほど意識される事が無くなってしまった感すらある。その辺は良いのかよろしくないのか…、かすかにドイツらしさというメロディやサウンドの名残などで香りを楽しむレベル感。それだけ洗練されていったって事だが。日本でも同じこと言えるけど、まだまだ日本らしさってのは独特だから残ってるし…、元来ドイツものも歌詞や発音で判るものなのだろうが、なかなかそこまでは…。
Xandriaの2003年リリースのファーストアルバム「Kill the Sun」。それこそ世界中でゴシック・嬢メタルが出てきた頃にドイツからももうちょっと発展したサウンドで出てきたのがXandriaで、リサ嬢の甘ったるくて浮遊感のある歌声がメタリックなサウンドと裏腹に心地良さを与えてくれるという、硬質感あるドイツの中で、どういうワケだかソフトなスタイルに進んだXandriaの個性は世界中に響いていった。今改めて聴き直してみるとどこもゴシック・メタルには聞こえないし、普通に歌が流れているバックが少々ハードなギタースタイルという程度の作品とも言える。やってる側はそういう認識だったのかもしれないね。リサ嬢も決してメタルな歌い方している事もないし、どこか萌系な感触すらある歌だし。
作風としてはゴシックメタルな雰囲気を持っているものの、相当にキャッチーな作品で、メロディもきちんとあるからWithin Temptation的とも言われた頃、そうかもなぁと思う反面、それよりもちょっと異なる個性に向かっている感もある気がするのにな、と。ただ、この頃雨後の筍のように出てきた嬢メタルバンドと一緒に聴いてしまえばそうなるのは必至。割とサウンドの質も高く、キャッチーでポップセンスある作風に守りたくなるような歌声、後のXandriaとは異なる初期時代はそれが売り文句で面白かった。

混沌としたドイツのロックも洗練されていき、当然の如く世界標準に追いつき追い越し状態となった近代となっては欧米のロックという程度の認識になり、ドイツらしさというのもさほど意識される事が無くなってしまった感すらある。その辺は良いのかよろしくないのか…、かすかにドイツらしさというメロディやサウンドの名残などで香りを楽しむレベル感。それだけ洗練されていったって事だが。日本でも同じこと言えるけど、まだまだ日本らしさってのは独特だから残ってるし…、元来ドイツものも歌詞や発音で判るものなのだろうが、なかなかそこまでは…。
Xandriaの2003年リリースのファーストアルバム「Kill the Sun」。それこそ世界中でゴシック・嬢メタルが出てきた頃にドイツからももうちょっと発展したサウンドで出てきたのがXandriaで、リサ嬢の甘ったるくて浮遊感のある歌声がメタリックなサウンドと裏腹に心地良さを与えてくれるという、硬質感あるドイツの中で、どういうワケだかソフトなスタイルに進んだXandriaの個性は世界中に響いていった。今改めて聴き直してみるとどこもゴシック・メタルには聞こえないし、普通に歌が流れているバックが少々ハードなギタースタイルという程度の作品とも言える。やってる側はそういう認識だったのかもしれないね。リサ嬢も決してメタルな歌い方している事もないし、どこか萌系な感触すらある歌だし。
作風としてはゴシックメタルな雰囲気を持っているものの、相当にキャッチーな作品で、メロディもきちんとあるからWithin Temptation的とも言われた頃、そうかもなぁと思う反面、それよりもちょっと異なる個性に向かっている感もある気がするのにな、と。ただ、この頃雨後の筍のように出てきた嬢メタルバンドと一緒に聴いてしまえばそうなるのは必至。割とサウンドの質も高く、キャッチーでポップセンスある作風に守りたくなるような歌声、後のXandriaとは異なる初期時代はそれが売り文句で面白かった。
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