Nena - Oldschool

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Nena - Oldschool (2015)
OLDSCHOOL

 かなり不定期になるけど、昔好きだったバンドやアーティストの情報をチェックし直す事がある。メジャーどころは何かと情報収集しなくても入ってくる情報でその動向が判るんでほっといても良いんだけど、マイナーなものや辺境の地のものは漁らないと入ってこない。それも忘れてたり思い出せなかったりするから全部把握できないし、今の時点でも忘れているのも多いとは思う。それでもね、どうしてるんだろ?なんて気軽に調べられる今の時代に感謝ですよ。ふとライブやってたり映像出てたりするから何かと嬉しいもん。

 ドイツの音楽との出会いと言えばニナ・ハーゲンかネーナか、ってところで、決してCanやクラフトワークってバンドじゃない。それでネーナの歌声ってのは最初聴いた時から好きだから今でも好き。ほとんど忘れ去られているだろうし、一発屋に近いイメージでしか日本では思われていないだろうから、何でまた?って思われるのも多いだろうとは承知の上、ドイツネタから来たところで、ふと思い出して、ってかちょこちょこチェックはしてる人だから覚えてはいますよ。それでも年一回調べるかどうか…。今回は2015年にリリースされていた「Oldschool」というアルバムを。聴いてみるとホント不思議で、昔と同じ歌声で歌われているポップスがそこにあるのだ。ドイツの有名なテクノプロデューサーと組んで創った作品って事で、完全にテクノポップの世界になっているから音楽的には全然好みじゃないけど、でもネーナの歌声だから聴いてて楽しい。そして聴いてて楽しいから音楽そのものもテクノではあれど、今の時代の新しい試みとの融合もあって、新たな発見もするから刺激的で楽しい。多分聴く時点で、いつものロックへの取り組みとは全く異なる聞き方してるから、良いとか悪いとか思わないんだろう。本来の音楽との接し方だと思う。

 2002年に復活してからすでに十数年、全盛期時代よりも長くシーンに君臨しているネーナ。ドイツじゃポップチャートの常連になっているとか…、嬉しい限りです。日本に来ることはないだろうからいつかドイツまで見に行くか?いや〜、それもないか。25年くらい前にコンサートを見て以来だなぁ…、また会いたい気もする。そんなアホなリスナーのためにか、結構な数のライブアルバムや映像、さらにPVもあるのは嬉しい。今じゃ息子たちとバンド組んで活動もしているとの事だし、今回のアルバムでは80年代の思い出を歌詞にして歌っている曲が多いらしく、アルバムタイトルを「Oldschool」としているとの事。あのポップスターの時代はどうだったんだろ?その最中での出産死別っていう出来事、それこそいつかどこかでまとめて彼女の人生を読んでみたいとは思う。ドイツ語…、いまさら難しい。





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フレ
Posted byフレ

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