Rammstein - Rammstein
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Rammstein - Rammstein (2019)

10年ぶりのアルバムリリース、って話題になるメタルバンドってのもそうそういない中、10年前だったらそうは思われなかったバンドが10年経過するとそういう重鎮扱いされているというのも面白い。以前アメリカ制覇を目論んでライブ活動を活発に行ったり、英語の歌詞にしてまで数曲リリースしてみたりもしたのに、その時は大して売れたり話題になったりすることも無く、逆にメンバー的にはストレスによってイヤな思い出の方が大きくなってしまったらしい。それがいつしか時代が彼らを迎え入れるようになり、アメリカで新しいアルバムをリリースしたワケじゃないのにマディソン・スクェア・ガーデンを埋めてしまう、ドイツ語のままで歌って、という快挙を成し遂げてしまったRammstein。そして2019年になって、久々にアルバムをリリースすると話題に、その前には先行シングル「Deutschland」のPVを解禁するも、速攻であちこちからクレームの嵐、そりゃナチス出しすぎだろ、ってくらいにタブーに挑戦していたビデオ、さすがだ。続く「Radio」も30年代をモチーフとしながら妙〜な感触のPVで、相変わらずのゲテモノ変態趣味、タブーへの挑戦というスタンスに変化はない。
アルバムタイトルはオフィシャルサイドからは発表されていないようで、日本では「(タイトルなし)」として、海外では「Rammstein」としてリリースされているが、どうだろうね、いずれ「マッチアルバム」とでも言われるのだろうか。ラムシュタインのCDやDVDのアルバムジャケットってこういう縦棒のもの、多い。前回のMSGのライブビデオもそうだし、アレをイメージさせるためのモノなのだろうが、毎回毎回似たような発想か。大した問題じゃない。そして、アルバム、結構待ちに待ってた、と言うかリリースされるってのを知ってからは楽しみにしてた。果たしてどうなる?って。あのままの路線で変わることもないだろうってのは判ってたが、案の定、そのまま。そしてそれ以上にそのまま。アルバムリリース毎にヨーロッパ風味が強くなり、美しささえ感じられる作風に進化していったのが、ここに来て初期作風に戻ってきた。勢いと炸裂感のあるメタリックなリフとインパクト、聴けばやっぱりラムシュタイン風味たっぷりな快活なサウンド。毎回アルバム出ると自然発生的に思ってしまうのが、ここできっとパイロが上がるんだろう、とか何かが炸裂するだろう、みたいなビジュアルが目に浮かぶトコ。
初期からまるで老いを感じない、相変わらずのサウンドだし歌声だし、アレンジだし、そもそもが無理してなかったから今でも変わらないままいられるのだろう。恐らくライブでもあのまま炸裂してくれるだろうし、元々動きのあるバンドじゃないから見てくれも変わらないだろう。そしてこのアルバム、内容はどうだ、と問われればかなり最高、って答える。ベストじゃないけど、こんだけ待ちに待ったアルバムにしては期待を裏切る事は一切無く、安心のラムシュタインクォリティとエッジの立った音がそのまま聴けるから。またライブ見たいなぁ…。

10年ぶりのアルバムリリース、って話題になるメタルバンドってのもそうそういない中、10年前だったらそうは思われなかったバンドが10年経過するとそういう重鎮扱いされているというのも面白い。以前アメリカ制覇を目論んでライブ活動を活発に行ったり、英語の歌詞にしてまで数曲リリースしてみたりもしたのに、その時は大して売れたり話題になったりすることも無く、逆にメンバー的にはストレスによってイヤな思い出の方が大きくなってしまったらしい。それがいつしか時代が彼らを迎え入れるようになり、アメリカで新しいアルバムをリリースしたワケじゃないのにマディソン・スクェア・ガーデンを埋めてしまう、ドイツ語のままで歌って、という快挙を成し遂げてしまったRammstein。そして2019年になって、久々にアルバムをリリースすると話題に、その前には先行シングル「Deutschland」のPVを解禁するも、速攻であちこちからクレームの嵐、そりゃナチス出しすぎだろ、ってくらいにタブーに挑戦していたビデオ、さすがだ。続く「Radio」も30年代をモチーフとしながら妙〜な感触のPVで、相変わらずのゲテモノ変態趣味、タブーへの挑戦というスタンスに変化はない。
アルバムタイトルはオフィシャルサイドからは発表されていないようで、日本では「(タイトルなし)」として、海外では「Rammstein」としてリリースされているが、どうだろうね、いずれ「マッチアルバム」とでも言われるのだろうか。ラムシュタインのCDやDVDのアルバムジャケットってこういう縦棒のもの、多い。前回のMSGのライブビデオもそうだし、アレをイメージさせるためのモノなのだろうが、毎回毎回似たような発想か。大した問題じゃない。そして、アルバム、結構待ちに待ってた、と言うかリリースされるってのを知ってからは楽しみにしてた。果たしてどうなる?って。あのままの路線で変わることもないだろうってのは判ってたが、案の定、そのまま。そしてそれ以上にそのまま。アルバムリリース毎にヨーロッパ風味が強くなり、美しささえ感じられる作風に進化していったのが、ここに来て初期作風に戻ってきた。勢いと炸裂感のあるメタリックなリフとインパクト、聴けばやっぱりラムシュタイン風味たっぷりな快活なサウンド。毎回アルバム出ると自然発生的に思ってしまうのが、ここできっとパイロが上がるんだろう、とか何かが炸裂するだろう、みたいなビジュアルが目に浮かぶトコ。
初期からまるで老いを感じない、相変わらずのサウンドだし歌声だし、アレンジだし、そもそもが無理してなかったから今でも変わらないままいられるのだろう。恐らくライブでもあのまま炸裂してくれるだろうし、元々動きのあるバンドじゃないから見てくれも変わらないだろう。そしてこのアルバム、内容はどうだ、と問われればかなり最高、って答える。ベストじゃないけど、こんだけ待ちに待ったアルバムにしては期待を裏切る事は一切無く、安心のラムシュタインクォリティとエッジの立った音がそのまま聴けるから。またライブ見たいなぁ…。
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