Coco Montoya - Hard Truth
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Coco Montoya - Hard Truth (2017)

ブルースメンってのは30〜40代になってようやく最初のアルバムがリリースされる、ってなのも多いし、ともすればもっと後の60代でようやくって昔の人もいたりする。だからデビューアルバムが何年だから…ってその人が若いって事も半々くらいかもしれない。だから21世紀になってシーンに出てきた人達って若いだけってことも無く、そういう御老体の方々も割といらっしゃるんで、偏見だけで聴くのは甘い。ブルースってのはそんだけ老若男女問わずプレイされ続けている音楽って事だ。
Coco montoyaの2017年リリースの気合の作品「Hard Truth」、何とご本人65歳に頃の作品ってことになる。来歴が凄くて、70年代にはアルバート・コリンズのバンドのドラマーやってて、そこでギターを覚えていったらしいから思い切りその影響が強い。その後80年代には何とジョン・メイオールのバンドでギター弾いてたって事なので、キャリアは十二分に積んでいる。それでもソロでの作品を作って云々なんてのは全然無くって、1995年にようやくソロアルバムを初めてリリースしたという超遅咲きなミュージシャン。その後はコンスタントに作品をリリースしていて、もちろんギタリストとして知られていくようになった。今回はアマゾンで見かけて、アルバムジャケットがカッコ良いなって思ってさ。やっぱギターって顔で弾くもんだよ、ってのがそのままで、どう見ても熱いギタープレイカマしてくれているだろ、っての期待するじゃない?そしてもちろん名前も知ってたから悩むことなく聞きますよ。
面白いのはギターだけ弾きまくるようなアルバムではない、という所で、アルバート・コリンズ直系の弟子だったからそういうフレーズはバンバン出てくるけど、音楽的にはもうちょっとコンテンポラリーブルースに近い作風、3コード主体だからそこまでコンテンポラリーではないけど、かなり洗練された音だからちょいと違和感を感じる人は多いだろう。この辺が白人ブルースの面白いトコで、明白に黒人ブルースとは違う色合い。それと一辺倒にならずに良くも悪くもバランスを取りながら作品作りしているのもある。だから聞きやすく仕上がっているのはあるけど、ちょいと物足りなさも覚えるか。この辺は好みだろうが、単純にカッコ良いアルバム。ブルース・ロックそのままの現代版だもん。こういうのが今リリースされている、ってのを実感しながら聴くと、改めてブルースってさ…って思うワケ。

ブルースメンってのは30〜40代になってようやく最初のアルバムがリリースされる、ってなのも多いし、ともすればもっと後の60代でようやくって昔の人もいたりする。だからデビューアルバムが何年だから…ってその人が若いって事も半々くらいかもしれない。だから21世紀になってシーンに出てきた人達って若いだけってことも無く、そういう御老体の方々も割といらっしゃるんで、偏見だけで聴くのは甘い。ブルースってのはそんだけ老若男女問わずプレイされ続けている音楽って事だ。
Coco montoyaの2017年リリースの気合の作品「Hard Truth」、何とご本人65歳に頃の作品ってことになる。来歴が凄くて、70年代にはアルバート・コリンズのバンドのドラマーやってて、そこでギターを覚えていったらしいから思い切りその影響が強い。その後80年代には何とジョン・メイオールのバンドでギター弾いてたって事なので、キャリアは十二分に積んでいる。それでもソロでの作品を作って云々なんてのは全然無くって、1995年にようやくソロアルバムを初めてリリースしたという超遅咲きなミュージシャン。その後はコンスタントに作品をリリースしていて、もちろんギタリストとして知られていくようになった。今回はアマゾンで見かけて、アルバムジャケットがカッコ良いなって思ってさ。やっぱギターって顔で弾くもんだよ、ってのがそのままで、どう見ても熱いギタープレイカマしてくれているだろ、っての期待するじゃない?そしてもちろん名前も知ってたから悩むことなく聞きますよ。
面白いのはギターだけ弾きまくるようなアルバムではない、という所で、アルバート・コリンズ直系の弟子だったからそういうフレーズはバンバン出てくるけど、音楽的にはもうちょっとコンテンポラリーブルースに近い作風、3コード主体だからそこまでコンテンポラリーではないけど、かなり洗練された音だからちょいと違和感を感じる人は多いだろう。この辺が白人ブルースの面白いトコで、明白に黒人ブルースとは違う色合い。それと一辺倒にならずに良くも悪くもバランスを取りながら作品作りしているのもある。だから聞きやすく仕上がっているのはあるけど、ちょいと物足りなさも覚えるか。この辺は好みだろうが、単純にカッコ良いアルバム。ブルース・ロックそのままの現代版だもん。こういうのが今リリースされている、ってのを実感しながら聴くと、改めてブルースってさ…って思うワケ。
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