Anthony Gomes - Peace, Love & Loud Guitars

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Anthony Gomes - Peace, Love & Loud Guitars (2019)
Peace, Love & Loud Gui

 アマゾン見てるとアルバムジャケットで気になるアーティストやバンドなんてのもたまにあったりして、自宅に居ながらそういう捜し物に出会えるってのは今の時代ならではのありがたみ。CDサイズのジャケットでも小さいって言ってたのに、アマゾンの画面で見る何枚も並んだジャケットのサイズなんてもう数センチのものなんだから更に小さくてインパクトも薄い。それでもそのジャケットを見て皆探したりしているんだから、そのサイズでのインパクトってのを考えてデザインしないといけないのだろう。そこまで考えてジャケット作ってるのも最初のウチだけだろうが。

 それで、これ、カッコ良いなぁ、ってパッと見て思ってて、何だろな、どういう音なんだろな、きっとロックだろうけど、見かけ上スライ的なエッセンスもあるのか?とか妄想しながら聴いてみたのがAnthony Gomesって人の「Peace, Love & Loud Guitars」という作品。インパクトあるジャケットだと思いません?スライ的に見えたのは多分ベルボトムのせいか。フライングVってのも古臭くて良いし、いつの時代の写真だ、ってくらいには古臭い。それでもこのアクションがカッコ良いし、何かロック心くすぐるジャケットである事は確かだ。カナダ出身の既に大ベテランなブルースロッカーってな事で知られている人らしいが、日本ではトンと無名、と思う。1998年にはアルバムデビューしていたってんだから恐れ入る。そこからアメリカ、カナダでひたすらツアーしてライブしまくっている人、アルバムも結構な枚数出てたようだけど、初めて知った。

 これがまたカッコ良い。ホントに往年のブルース・ロック、よりもロック寄り、ハードロック寄りな感じでのギターバンド、ギタープレイヤー的アルバムで、今の時代にこういうロックあるのか、ってくらいに馴染みやすいロック。ギターはもちろんブルースイズム入ってるし、歌声だって結構な渋みを持った迫力のある歌声、正にロック的で楽曲はシンプル且つパワフルで王道路線なので難しくないし、そこにカナダらしく直球な田舎臭さも入っててこりゃウケるだろ?って思うのだが、どうしてどうして…。騙されたと思って聴いてみると多分、このブログの読者ならすんなり聴けると思う。久々にこういうロック聴いた。古いのなら普通だけど新しくてこんだけのスタイルと音はそうそう出せない。本物なロックサウンドです。





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フレ
Posted byフレ

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