Luther Allison - Live in Paris 1979
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Luther Allison - Live in Paris 1979

ブルースからロックが生まれて、ブルース・ロックがそれなりにシーンに浸透していって、その反面で黒人ブルースメン達の世界も大御所から次の世代へと受け継がれていくのだが、その時には既にブルース・ロックというモノが存在していて、どころか普通にラジオで聞けてしまっただろうから、黒人ブルースとホワイトブルースを混ぜこぜにして耳にしてギターを弾いているという環境になっていたと思うんだよ。そこでの黒人ブルースメンの若手達はブルース・ロックの影響も当然ウケてしまうワケで、そんなのがシーンに出てくるようになるともちろんミックスされてロックブルースなフレーズが溢れ出てくる。それがまた楽しい。
Luther Allisonはそんなに若手というワケじゃないし、ロックに影響をウケて云々ってほどでもないのだろうけど、同時代にプレイしていたからか昔から晩年に至るまで明らかにロックブルースに近い所でブルースを演奏していた人だ。だからすごく好きでさ、特に95年前後のライブアルバムとか凄いんだもん。どのライブ聴いたってぶっ千切ってる。あぁ、こういうの弾けたら最高に気持ち良いだろうなぁってのを思い切り弾いてくれてるしね。そんなのもあって今度は1979年のパリのライブ「Live in Paris」なんてのを聴いてみるのだが、これがまた結局昔から同じ路線でのギタープレイが炸裂していて、何も変わっていなかった。だから多分全時代、ライブなら素晴らしき熱気を感じ取れるのが多いハズ。良いんだよ、ホント。ロック、ブルース・ロック好きならルーサー・アリソンのギターは絶対好む。バディ・ガイよりももっとロック寄りだから。
そしてこのパリのライブアルバム、往年のブルースソングのカバーも数多く入っていて、そのアレンジがまたルーサー・アリソン風味になっているから原曲あたりとはちょいと違うルーサー・アリソン節。結構知ってる曲多く入ってるんだが、珍しく、歌詞聞いて、あれ?これは…って思うくらいだから楽曲としちゃかなりオリジナリティが高いアレンジに仕上げている。この辺がさ、ブルース・ロック連中聴いて、それでも良いのか、っていう刺激から出来上がってると思うんだよ。んで、その方が実はカッコ良いってのもあったのかも。コイツもホントに素晴らしきライブアルバム。ルーサー・アリソンもまだまだこれからたっぷりとコレクションして楽しんでいく人で、どのアルバムも楽しみに取り組めるのが嬉しい。

ブルースからロックが生まれて、ブルース・ロックがそれなりにシーンに浸透していって、その反面で黒人ブルースメン達の世界も大御所から次の世代へと受け継がれていくのだが、その時には既にブルース・ロックというモノが存在していて、どころか普通にラジオで聞けてしまっただろうから、黒人ブルースとホワイトブルースを混ぜこぜにして耳にしてギターを弾いているという環境になっていたと思うんだよ。そこでの黒人ブルースメンの若手達はブルース・ロックの影響も当然ウケてしまうワケで、そんなのがシーンに出てくるようになるともちろんミックスされてロックブルースなフレーズが溢れ出てくる。それがまた楽しい。
Luther Allisonはそんなに若手というワケじゃないし、ロックに影響をウケて云々ってほどでもないのだろうけど、同時代にプレイしていたからか昔から晩年に至るまで明らかにロックブルースに近い所でブルースを演奏していた人だ。だからすごく好きでさ、特に95年前後のライブアルバムとか凄いんだもん。どのライブ聴いたってぶっ千切ってる。あぁ、こういうの弾けたら最高に気持ち良いだろうなぁってのを思い切り弾いてくれてるしね。そんなのもあって今度は1979年のパリのライブ「Live in Paris」なんてのを聴いてみるのだが、これがまた結局昔から同じ路線でのギタープレイが炸裂していて、何も変わっていなかった。だから多分全時代、ライブなら素晴らしき熱気を感じ取れるのが多いハズ。良いんだよ、ホント。ロック、ブルース・ロック好きならルーサー・アリソンのギターは絶対好む。バディ・ガイよりももっとロック寄りだから。
そしてこのパリのライブアルバム、往年のブルースソングのカバーも数多く入っていて、そのアレンジがまたルーサー・アリソン風味になっているから原曲あたりとはちょいと違うルーサー・アリソン節。結構知ってる曲多く入ってるんだが、珍しく、歌詞聞いて、あれ?これは…って思うくらいだから楽曲としちゃかなりオリジナリティが高いアレンジに仕上げている。この辺がさ、ブルース・ロック連中聴いて、それでも良いのか、っていう刺激から出来上がってると思うんだよ。んで、その方が実はカッコ良いってのもあったのかも。コイツもホントに素晴らしきライブアルバム。ルーサー・アリソンもまだまだこれからたっぷりとコレクションして楽しんでいく人で、どのアルバムも楽しみに取り組めるのが嬉しい。
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