Johnny Winter - Johnny Winter And
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Johnny Winter - Johnny Winter And (1970)

先日ライブハウスで一日過ごしていた時、バンド入れ替えの際のBGMでずっとブルースが流れてて、何だろうなぁ、Albert Kingだったのかな、艶めかしいブルースフレーズがやたらと流れてきて、あぁ、やっぱブルースって良いな、ってつくづく感慨深く実感してしまって。それは、息抜きになるという音楽的な意味でもそうだし、自分が心地良く聴いていられる、って意味でもそうで、結局馴染みのある音楽だからってのが大きいのか。もうちょっと真面目にブルースギターってのに取り組んで弾けるようにしておきたいな、なんて密やかに思ったりもしている今日この頃、折角のギターも弾いてあげたいからちまちま取り組んでみよう。
Johnny WInterの1970年リリースの3枚目のアルバムにしていきなりの超ロックアルバムとなった「Johnny Winter And」。ご存知、マッコイズの連中と一緒になって演っている作品で、リック・デリンジャーとの合体劇は有名な話だろうか、このアルバムでは正に合体ってな感じで、ボーカルだってリック・デリンジャーが歌ってるのが多いし、ほとんど彼が主役なんじゃないか?ってくらいに曲も書いてるし、一緒にやってる以上の成果を発揮している、ってかほとんどユニットとして機能しているに等しいか。その分ジョニー・ウィンターの目立ち具合は多くはない、ってかギターではしっかり目立つけど、曲が出来すぎててギターが目立てない、っつうのもある。当然ジョニー・ウィンターなのでそこで我慢しているはずもなく、しっかり弾いているが。冒頭は、コイツ、メチャクチャカッコ良いリフじゃないか、ってくらいのサウンドをキメてジョニー・ウィンターがしゃがれ声で歌ってくれてるので、もう見事なまでのR&Rです。有名な「R&R Hoochie Koo」はもうジョニー・ウィンター最高、って言いたくなるけどこれもリック・デリンジャー作だ。そんなのお構いなしにカッコ良さ抜群ではある。
そんな調子で二人のバトル、というかギター共演も楽しめると言えば楽しめる。そして楽曲レベルがジョニー・ウィンター単独の時に比べたら圧倒的にレベルアップしているからロックの名盤として語りやすくなってるし、その後の「Live」が絶頂期と言われるのもその辺りからの所以。実際素晴らしい時期だったと思う。それでもまだシーンに出てきて数年しか経ってない頃で、後の作品だって面白いのあるし、ここに留まることも無かったからこそのジョニー・ウィンターだ。ただ、言われているように最初はブルースメンとして出てきて期待満点だったし、それも十二分に期待に応えたけど、ここに来てR&Rやポップスの波に呑まれているんじゃないか、ってくらいのアルバムになっている。それでもジョニー・ウィンターはブルースメンだ、ってイメージが崩れていないのは見事。ここから入ると完全にR&Rメンでしかない。
ギターの音がな、ちょっとコーラス入りになっててあまり好みじゃないけど、他ではあまり聴くことのない音なのでそれはそれで個性か。この頃からファイアバードだったんだろうし。このギターって案外薄っぺらい音出しちゃうんだよな。派手な音するくせに。自分で触ったことのあるのはそんな印象だね。ん、でも、このアルバム、普通にロックなアルバムとして聴いてみるとスゲェカッコ良いです。もちろんブルースソングもあるし、同時代の英国ロックとは全く異なる独特の世界が聴けるし、このシンプルさは確かにアメリカではウケるだろうし。

先日ライブハウスで一日過ごしていた時、バンド入れ替えの際のBGMでずっとブルースが流れてて、何だろうなぁ、Albert Kingだったのかな、艶めかしいブルースフレーズがやたらと流れてきて、あぁ、やっぱブルースって良いな、ってつくづく感慨深く実感してしまって。それは、息抜きになるという音楽的な意味でもそうだし、自分が心地良く聴いていられる、って意味でもそうで、結局馴染みのある音楽だからってのが大きいのか。もうちょっと真面目にブルースギターってのに取り組んで弾けるようにしておきたいな、なんて密やかに思ったりもしている今日この頃、折角のギターも弾いてあげたいからちまちま取り組んでみよう。
Johnny WInterの1970年リリースの3枚目のアルバムにしていきなりの超ロックアルバムとなった「Johnny Winter And」。ご存知、マッコイズの連中と一緒になって演っている作品で、リック・デリンジャーとの合体劇は有名な話だろうか、このアルバムでは正に合体ってな感じで、ボーカルだってリック・デリンジャーが歌ってるのが多いし、ほとんど彼が主役なんじゃないか?ってくらいに曲も書いてるし、一緒にやってる以上の成果を発揮している、ってかほとんどユニットとして機能しているに等しいか。その分ジョニー・ウィンターの目立ち具合は多くはない、ってかギターではしっかり目立つけど、曲が出来すぎててギターが目立てない、っつうのもある。当然ジョニー・ウィンターなのでそこで我慢しているはずもなく、しっかり弾いているが。冒頭は、コイツ、メチャクチャカッコ良いリフじゃないか、ってくらいのサウンドをキメてジョニー・ウィンターがしゃがれ声で歌ってくれてるので、もう見事なまでのR&Rです。有名な「R&R Hoochie Koo」はもうジョニー・ウィンター最高、って言いたくなるけどこれもリック・デリンジャー作だ。そんなのお構いなしにカッコ良さ抜群ではある。
そんな調子で二人のバトル、というかギター共演も楽しめると言えば楽しめる。そして楽曲レベルがジョニー・ウィンター単独の時に比べたら圧倒的にレベルアップしているからロックの名盤として語りやすくなってるし、その後の「Live」が絶頂期と言われるのもその辺りからの所以。実際素晴らしい時期だったと思う。それでもまだシーンに出てきて数年しか経ってない頃で、後の作品だって面白いのあるし、ここに留まることも無かったからこそのジョニー・ウィンターだ。ただ、言われているように最初はブルースメンとして出てきて期待満点だったし、それも十二分に期待に応えたけど、ここに来てR&Rやポップスの波に呑まれているんじゃないか、ってくらいのアルバムになっている。それでもジョニー・ウィンターはブルースメンだ、ってイメージが崩れていないのは見事。ここから入ると完全にR&Rメンでしかない。
ギターの音がな、ちょっとコーラス入りになっててあまり好みじゃないけど、他ではあまり聴くことのない音なのでそれはそれで個性か。この頃からファイアバードだったんだろうし。このギターって案外薄っぺらい音出しちゃうんだよな。派手な音するくせに。自分で触ったことのあるのはそんな印象だね。ん、でも、このアルバム、普通にロックなアルバムとして聴いてみるとスゲェカッコ良いです。もちろんブルースソングもあるし、同時代の英国ロックとは全く異なる独特の世界が聴けるし、このシンプルさは確かにアメリカではウケるだろうし。
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