Rory Gallagher - Defender

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Rory Gallagher - Defender (1988)
DEFENDER

 そういえば元号騒ぎとか一瞬だけあったが、それでオシマイって感じなのは面白い。もちろん5月から元号変わるんだから否が応でも意識する事も多くなるのだろうけど、あんだけ騒いでてそんだけですか、ってメディアの騒ぎ立てってのもまた面白いし、盛り上がりもこれまたユニーク。その冷め具合もまた日本的でよろしい。元号って諸外国にはどういう説明になるんだろ?天皇一代につき一つづつ付けられるもの、なのかな。自分的には元号って好きなのでずっと残していってもらいたいと思っている古い人間です。素晴らしい文化だと思うもん。

 Rory Gallagherの1988年リリース「Defender」。これまでのクリサリスレーベルから離れて自主制作レーベルで生きていくってことにした最初のアルバム。クリサリス時代のハードロック路線ってのはやっぱりある程度強いられていたって事なのだろうか。本作で聴かれる音はハードロックから骨太な普通のロック、というか初期のロリーの作品を成熟させていった感じのロック作品に仕上がっているからね。バンドメンバーの変動もあるのだろうけど、本来やりたいサウンドを折角の自主制作盤なんだから追求してみようって思ったのは多分あるだろう。その成果が本作だとするとこれまたかなり見事な音が出来上がっていると言える。ものの見事にバリエーションに富んだ楽曲がひたすら立ち並び、それも出来映えのレベルがかなり高くて練られているし、アレンジもしっかりしててこんだけ作り込まれたって感じの作品はロリーの中ではほとんど聞いたことがないかも。

 やっぱりストラトでのブルースベースのロックサウンド、基本だよな。自分の基本でもあるしもちろんロリー・ギャラガーってギタリストの基本。それがまた良い音で鳴り響いててさ、色気たっぷりだから聴いてて心地良い。ホント、好きなだけ満足しまくるまで録音して弾いてアルバム作ったんだなぁって。楽曲そのもののキャッチーさの無さは相変わらずだけど、出来映えは見事な一枚。作りたい形で作った作品な印象。ロック的にもばっちりなんだが、1988年にこのサウンド、ってやっぱりウケなかっただろうとは思う(笑)。





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フレ
Posted byフレ

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