Queen - A Day At The Races
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ロックというのは色々な種類のものがあって、ただ単に「心に響く」と言うものからノリたい時のものや美しく聴きたい時のものなど多様な世界だ。聴くモノをひとつに定めて聴き倒すことも凄く良いことだし、そうやってバンドは成り立っているものだし、重要な要素だろう。まぁ、多くのファンと呼ばれる人達はそれほど多くのバンドを聴いているわけではなく気に入ったバンドや人などをそれこそ何十年も事ある毎に聴くという、言うならばそれこそが永遠のファン心理なんだと思う。年と共に新しいものなどを受け入れる度量は減るし、チャンスもなかなかないというのが実情だろう。このブログを見ている人の中でも多分青春現役バリバリの若い世代は古き良き多様なジャンルという音楽を楽しみに見ていると思いたいし、往年のロック好きの世代は懐かしい部分や知識を少し増やす人なんてのもいてもらいたいし、もちろん70年代をリアルで過ごした世代の人でもどこか懐かしく、そして幅広く見えた世界を整理していると思ってもらいたいし、色々だよなぁと。
ま、能書きはどうでもいいんだけど、色々と感じることも多くハマることもあったりしてさ(笑)、優しいサウンドが欲しかったんだよね。もちろんそればっかじゃしょうがないからバリバリのヘヴィメタなんかも聴いたんだけどさ、まぁ、それはそれで面白かったんだが、一番しっくり来たのがクイーン。ああ、そうか、このバンド…というかフレディ・マーキュリーって凄くタフでワイルドなマッチョマンなんだけど、実はもの凄く繊細で弱々しい部分を持っているアーティストで、パフォーマーとして徹してる時が一般のファンの前に出る時の姿だと思う。でもやっぱり二面性があるし、それは誰でもあるんだろうし、それが素直に出せる人と出せない人っているんだが(笑)、この人も上手くない。ただ、表現者としてはやはり自然に作品に出てくるワケで、クイーン作品中最もそれが顕著に美しく表現されている作品だな、と思うのが「華麗なるレース」。

A Day At the Races
A Night At the Opera
Greatest Hits
Greatest Hits II
ブライアン作の曲は単純なロック作品になるんだけど、フレディの曲はどれもこれも素晴らしく、正に「愛」を感じるよね。オーケストレーションギターの波とピアノと美しいコーラスワーク、正にクイーンの「美」を表現しきったアルバムで、前作「オペラ座の夜」と対になった作品。「オペラ座の夜」が強く美しいクイーンだとするとこちらは優しく美しいクイーン。ジャケットは本当は逆の方がイメージに合うんじゃないかと昔から思ってるんだけどさ(笑)。こっちが白で前作が黒、ってね。しかし名曲のオンパレード。ライブで取り上げられて以来クイーンのアンセムにもなっている「Somebody To Love」もダントツに良いんだけど、やっぱり日本人って言うワケでもなくって曲として美しく素晴らしいと思える「手を取り合って」も好きだしなぁ。「You Take My Breath Away」や「Long Away」…、ああ、キリがないくらい綺麗な曲が多い。「Lover Boy」は別の意味で面白くていいけど、今の気分ではちょっと飛ばす(笑)。
何なんだろうね、このクイーンの心地良さってのは。ストーンズでもビートルズでもZepでも味わえない心地良さ。クイーンと言うひとつのジャンルとでも言える素晴らしさっつうか、愛される歌が多くてね。いいよ。
- Somebody To Love -
ま、能書きはどうでもいいんだけど、色々と感じることも多くハマることもあったりしてさ(笑)、優しいサウンドが欲しかったんだよね。もちろんそればっかじゃしょうがないからバリバリのヘヴィメタなんかも聴いたんだけどさ、まぁ、それはそれで面白かったんだが、一番しっくり来たのがクイーン。ああ、そうか、このバンド…というかフレディ・マーキュリーって凄くタフでワイルドなマッチョマンなんだけど、実はもの凄く繊細で弱々しい部分を持っているアーティストで、パフォーマーとして徹してる時が一般のファンの前に出る時の姿だと思う。でもやっぱり二面性があるし、それは誰でもあるんだろうし、それが素直に出せる人と出せない人っているんだが(笑)、この人も上手くない。ただ、表現者としてはやはり自然に作品に出てくるワケで、クイーン作品中最もそれが顕著に美しく表現されている作品だな、と思うのが「華麗なるレース」。






ブライアン作の曲は単純なロック作品になるんだけど、フレディの曲はどれもこれも素晴らしく、正に「愛」を感じるよね。オーケストレーションギターの波とピアノと美しいコーラスワーク、正にクイーンの「美」を表現しきったアルバムで、前作「オペラ座の夜」と対になった作品。「オペラ座の夜」が強く美しいクイーンだとするとこちらは優しく美しいクイーン。ジャケットは本当は逆の方がイメージに合うんじゃないかと昔から思ってるんだけどさ(笑)。こっちが白で前作が黒、ってね。しかし名曲のオンパレード。ライブで取り上げられて以来クイーンのアンセムにもなっている「Somebody To Love」もダントツに良いんだけど、やっぱり日本人って言うワケでもなくって曲として美しく素晴らしいと思える「手を取り合って」も好きだしなぁ。「You Take My Breath Away」や「Long Away」…、ああ、キリがないくらい綺麗な曲が多い。「Lover Boy」は別の意味で面白くていいけど、今の気分ではちょっと飛ばす(笑)。
何なんだろうね、このクイーンの心地良さってのは。ストーンズでもビートルズでもZepでも味わえない心地良さ。クイーンと言うひとつのジャンルとでも言える素晴らしさっつうか、愛される歌が多くてね。いいよ。
- Somebody To Love -
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