Jackson Heights - King Progress

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Jackson Heights - King Progress (1970)
キング・プログレス

 ちょいと前からこのブログの記事数も結構な数になってて昔々に作ったカテゴリじゃどうしようもないな…、自分自身探すのにも手間取ってたし、はて、どんなカテゴライズに入れてるんだろ?とか書いた後もどこかなぁ…とか、同じバンドでも違うカテゴリにいたりとか無茶苦茶だったんで、どっかで整理しないと…ってね。ただ、このボリュームをすべていじり直すってのはかなり時間と根気と計画性が必要そうだってことと、修正するにもリアルタイムで反映されてしまうから作業時間中は結構無茶苦茶な画面になっちゃうだろうなぁとかね、色々考えてたり、ネタをきちんと作り込んだり…、一週間くらいは掛かった。ま、それで分かりやすくなったかどうか、ってのはしばらくしないと分からないけど、ちょっと修正はしたいかもなぁ…。

 Jacson Heightsの1970年のデビューアルバム「King Progress」もカリスマレーベルからのリリースで、ご存知元The Niceのリー・ジャクソンが結成したバンドで、この後はメンバー全員入れ替えになるので、このファーストアルバムだけは異質な作品となるのかもしれない。聴いてみると、どうにも…なフォークタッチのソフトな雰囲気の楽曲が並ぶ。バンド形式でややプログレがかった展開感が個性的で、時代が時代だからサイケデリック風味とアコースティック、そして浮遊する空間での吐き出すかのような歌もあり、正にロック。方法論的にはロックな音じゃないけどやってる姿勢は完全にロックってのは分かる。ただ、どういうんだろうね、こういう音は。The Niceの冠はもう全然関係ないし、どっちかっつうと初期Bowieやティラノザウルス・レックス的とも言えるし、牧歌的な側面は英国トラッドフォーク系の流れでもあるし、実に不思議。

 アルバムジャケットがまた不思議な浮遊感を出していて、もっとファンタジックな音を想像してたけど、なかなか聴いてみればそういうことかと納得するマッチングさ。こういう音ってホント、なかなか無い。ポップでキャッチーとも言えるんだが…。リー・ジャクソンはThe Niceの時はベーシストだったけどここではギターとボーカル、器用な人だったんだろう。





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フレ
Posted byフレ

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