Barclay James Harvest - Live Tapes
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Barclay James Harvest - Live Tapes (1978)

リアルタイムでプログレッシブ・ロックが流行していればそんなに意識しないでも普通に耳に入れて聴いていたのだろうと思うが、自分がロックを意識して聞き始めた頃にはプログレなんてものはもう存在すらしてなかったくらいの頃じゃないだろうか。到底耳にするなんて事は自然にはあり得なかったし、聞こうとしたってそうそう簡単に手に入るモンでもなかった。それでもロックに惹かれ始めて色々と漁るようになるとすぐに大顔面ジャケや妙なジャケットのアルバムが名盤として語られている書物に出会ったりもするし、牛ジャケやプリズムジャケなんて聴いてなけりゃ死ねくらいに書かれてるワケでさ、まぁ、聞かないといかんのだろうけど、もっと他に聴きたいのがたくさんありすぎておいそれと全てに手を付けられなかったもんだ。そんな中ちょこちょこと衝撃を受けながら色々聴いて、なんとなく分かってきた頃にさらなる英国ロックの追い打ちがかかり、新たな扉が開いてしまったのだった…。
そんな時に最初にこういうのがあるんだ、って認識したバンドのひとつにBarclay James Harvestってのはあって、その美しさと叙情性にはものすごく感動したものだ。こういう音楽を奏でていた人たちが居たのか、プログレって凄い世界だな…なんて一気にまた加速度的にハマり込んでいってしまって稼いだカネをほとんどコレクションにつぎ込むというオタクな生活が始まったのだ…。今回は1978年リリースのポリドール時代のアルバムにはなってしまうけど、「Live Tapes」というライブアルバムから。元々はHervestレーベルからデビューしたバンドで、バンド名にレーベル名が織り込まれているという肝入りバンドだったこともよく判るのだが、結局離脱してしまったようだ。そういう事もありますわな。
さてこのライブアルバムはそのハーベスト時代のベスト曲の寄せ集めと言っても不思議ではないくらいの選曲になってて、それをポリドールからライブでリリースしているということで売ること見え見えなのだが、そういうものだ。おかげでこうして後の世代でもしっかりと音源が聴けるのだから当然文句はない。そしてこんなにBarclay James Harvestってバンドが生々しいライブバンドだったのか、ってのをまたまた知ることになる。1974年の「LIVE」もアルバム化されてるし、そっちもかなり好き、ってか初期のベストテイク集みたいなもんだから大好きなのだが、こっちの方がもうちょい幅広い。それでもプログレって範疇なんだけど、ロックバンドのライブ感があってね、カッコよくて好き。この叙情性はホント他のバンドにはなかなか出せない味わい、やりすぎだろ感あるのとメロトロンの大洪水とは正にこの事、素晴らしき哀愁の一言に尽きる。

リアルタイムでプログレッシブ・ロックが流行していればそんなに意識しないでも普通に耳に入れて聴いていたのだろうと思うが、自分がロックを意識して聞き始めた頃にはプログレなんてものはもう存在すらしてなかったくらいの頃じゃないだろうか。到底耳にするなんて事は自然にはあり得なかったし、聞こうとしたってそうそう簡単に手に入るモンでもなかった。それでもロックに惹かれ始めて色々と漁るようになるとすぐに大顔面ジャケや妙なジャケットのアルバムが名盤として語られている書物に出会ったりもするし、牛ジャケやプリズムジャケなんて聴いてなけりゃ死ねくらいに書かれてるワケでさ、まぁ、聞かないといかんのだろうけど、もっと他に聴きたいのがたくさんありすぎておいそれと全てに手を付けられなかったもんだ。そんな中ちょこちょこと衝撃を受けながら色々聴いて、なんとなく分かってきた頃にさらなる英国ロックの追い打ちがかかり、新たな扉が開いてしまったのだった…。
そんな時に最初にこういうのがあるんだ、って認識したバンドのひとつにBarclay James Harvestってのはあって、その美しさと叙情性にはものすごく感動したものだ。こういう音楽を奏でていた人たちが居たのか、プログレって凄い世界だな…なんて一気にまた加速度的にハマり込んでいってしまって稼いだカネをほとんどコレクションにつぎ込むというオタクな生活が始まったのだ…。今回は1978年リリースのポリドール時代のアルバムにはなってしまうけど、「Live Tapes」というライブアルバムから。元々はHervestレーベルからデビューしたバンドで、バンド名にレーベル名が織り込まれているという肝入りバンドだったこともよく判るのだが、結局離脱してしまったようだ。そういう事もありますわな。
さてこのライブアルバムはそのハーベスト時代のベスト曲の寄せ集めと言っても不思議ではないくらいの選曲になってて、それをポリドールからライブでリリースしているということで売ること見え見えなのだが、そういうものだ。おかげでこうして後の世代でもしっかりと音源が聴けるのだから当然文句はない。そしてこんなにBarclay James Harvestってバンドが生々しいライブバンドだったのか、ってのをまたまた知ることになる。1974年の「LIVE」もアルバム化されてるし、そっちもかなり好き、ってか初期のベストテイク集みたいなもんだから大好きなのだが、こっちの方がもうちょい幅広い。それでもプログレって範疇なんだけど、ロックバンドのライブ感があってね、カッコよくて好き。この叙情性はホント他のバンドにはなかなか出せない味わい、やりすぎだろ感あるのとメロトロンの大洪水とは正にこの事、素晴らしき哀愁の一言に尽きる。
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