The Muse - Black Holes & Revelations

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The Muse - Black Holes & Revelations (2006)
Black Holes & Revelations

 古いロックに縛られていると新しいシーンの刺激やロックの解釈に戸惑ってしまったり、全く受け付けないで否定したりして徐々に凝り固まったジジイになっていくので、出来るだけオープンに聴いてみてから自分的にどう感じるかでその音楽との取り組み方みたいなのを決めていく。やっぱりね、ダメなのはたくさんあるんです。こんだけ書いてると何でも聞くんですよね、みたいに思われることもあるんだけど、その実無茶苦茶凝り固まった方向性のものばかり書いてます、多分。ある程度は幅広げて聞くけど、なかなか受け付けないのも多いし、やっぱり何も感じないってのも多いからさ。そうは思えないのかもしれないけど…。

 The Museの2006年リリースの「Black Holes & Revelations」、4枚目のアルバムだからそれなりにシーンで影響を与え始めていった頃で常に進化していくアイコンにもなりつつあったバンドか。それも才能がなきゃそうならないし、しっかりとシーンを見据えての方向性というビジネス面の先見の明みたいなのもあるし、音楽ビジネスで残るのはそういう感性が重要だったりするし、今じゃもうどこのフェスに出ても大トリを飾るバンドだしね。トリオ編成のバンドなのにそんな大会場でトリを飾ってもステージが狭く見えないんだから見事。そりゃ色々と仕掛けはあるけど音そのものもスタジアムに鳴り響かせてもゴージャスに響き渡るサウンドだからだろうなぁ。どこまで意識してるか分からんけど、その迫力たるや他になかなか追随できない見事なものだ。

 このアルバムそんなライブで彩られる楽曲がいくつも入っている傑作で、当時はまたミューズの音楽性が軟弱になって変わっていったと言われたりもしたんじゃないだろうか。シンセや効果音的なのがこれでもかとばかりに入ってきて、トリオ編成なんかじゃ再現できない音世界になってる。でも、そこは実は音質の変化と曲に取り込んでったり、オーバーリズム的なのを持ち込んだり、結構なアイディアを詰め込んでるから楽しめるってもんで、一体どんなスケール感を持ったバンドなんだ?って底知れぬ期待を覚える。案の定、今でも進化しまくってるんで、新作出る度に聴いてるけど、聞く度にどんどんデカいバンドになっている。素晴らしい。



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フレ
Posted byフレ

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