Rod Stewart - Foot Loose & Fancy Free

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Rod Stewart - Foot Loose & Fancy Free (1977)
Foot Loose & Fancy Free

 最近epub=電子書籍作りを楽しんでる。時代は進化してって、今じゃ誰でもがepubで電子書籍を書いたり作ったりして、ともすればアマゾンやiBook Storeで勝手に自分で売れる時代。その分、そんな人も増えているから質やレベルのばらつきも大きくなってきて、素人が適当に何かをまとめました的なのでも画面で見ると一流の書籍と並ぶワケだから読者側は分からず、さほど詳しいジャンルでなければちょっと安いので大枠の情報収集しておこう、なんて思うこともあるだろう。そのヘンが狙い目でもあるから、それはそれで成り立つんだろう。アマゾンでも99円で売ってたりするじゃない?あれってそういう事なんだよね。

 Rod Stewartの1977年リリースの8枚目のアルバム「Foot Loose & Fancy Free」。最初に書いておくと、ロッド史上に残る名盤の上位に位置する作品だと思う。好みによるけど。初っ端から「Hot Legs」でさ、これ以上のノリを求めるか?ってくらいにご機嫌でドライブしているワケ。んで、他のナンバーにしても超絶にドライブしていてノリノリです。昔ながらの腰でノれる、みたいなドライブね。まさに絶頂期だからさ、曲のクォリティの高さもアレンジも見事だししかも歌だってあのまんま、ロッド節に磨きがかかっているんだから悪いはずがない。ちょっと物足りないのは、と言えばもちろんR&R風味ではあるけど、そこは要所要所でしっかりとそんなの簡単に出来るんだぜ、ってのを出してくれてて、全くR&Rにこだわってる風ではなく、もっと先に進んでるという感じ。いい大人だろ、いつまでもR&Rじゃないぜ、ってね。

 昔はそういうのが分かんなくてこの頃のロッドは魂売ってたしポップだし軟弱になってダメだ、って思ってたんだが、歳をとって聴いてみればそうか、R&Rを卒業して次に進んでいったんだな、この人、ってのが分かる。それでもバックのドラムにはカーマイン・アピスを配してしっかりバンドのパワーってのをアピール。ギターはStudにいたジム・クリーガンやスティーブ・クロッパー…、へ?んでジョン・メイオールがハープで参加してたりニッキー・ホプキンスやデヴィッド・フォスターあたりもいるし、一体なんなんだ?ってくらいのロック側のメンツを揃えているワケだ。全くロッドの性格なんだろうな、それとあの大成功があってのメンツ集めで楽しそうにやったんだろう。色々あるけどどれもこれも格好良いか良い曲かしびれる曲か、ってなモンで素晴らしいアルバムに仕上がっている。






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フレ
Posted byフレ

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