Fleetwood Mac - Then Play On
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Fleetwood Mac - Then Play On (1969)

フィンランドってのはメランコリックなメロディが特徴的で、そのヘンを漁ってみるとなんか面白い世界に出会えるかなと思って幾つか探していったんだけど、どうしてもフィンランドっていうとメタルありきになってしまってて、普通にロック的にメランコリックで、ってのは軽すぎたりメタリックだったりとバランス良いのが見当たらない。あってもちょっと面白みに欠けるかな、ってのがあったくらいでなかなか見つけられないものだ。メタルの世界ってのはちょっとニッチすぎる部分あるし、気分じゃないからなぁ…と流して色々聴いてたら、ふとここに出会って行き着いた。そういえば書いてなかったかも?って。
Fleetwood Macの1969年リリースの3枚目のアルバムになるのか?「Then Play on」。昔聴いたんだけど全然よく理解できなくって。ピーター・グリーンとダニー・カーワンのギターってのは知ってたんで、ピーター・グリーン聴いてみたくて聴いたら、なんか違う音楽だった。ロック的でもないし、どうにも民族チックな印象があって、聞きにくい感じを持ってた。だからFleetwood Macを聴いてたのも本作以前までの作品ばかりで、このアルバムは後にポップ化するための布石アルバムだったと云う印象。だからピーター・グリーンも辞めちゃったんだろうな、と思ってた。実際は他の理由だったし、今改めて聴いてみればこれこそ初期Fleetwood Macの初のオリジナルアルバムだった、ってくらいの位置付けになるだろう。
サイケだな…。ギタープレイはそりゃもちろんそこだけ聴けば凄いものあるし、生々しく響くが、何と言っても曲が面白くない。ただ、ものすごく新しい音作りに向けて創意工夫を施していて、当時で言えばそれまでどこにも存在しなかったサウンドを生み出して体現している。その意味では革新的だし、ピーター・グリーンの才能ありきな世界が広がっている。コマーシャルな路線ではなかったけど。ギター的に聴けばブルース一辺倒から英国ギタリスト勢に影響されたかのような、それはトラッドフォーク畑だったりこの時代の周囲のギタリストだったりするのだろう。リフの作り方も個性的だし、曲の骨格もヘンなのが多い。革新的ではあるけど、なかなか評価されにくいサウンドだったんだろう。

フィンランドってのはメランコリックなメロディが特徴的で、そのヘンを漁ってみるとなんか面白い世界に出会えるかなと思って幾つか探していったんだけど、どうしてもフィンランドっていうとメタルありきになってしまってて、普通にロック的にメランコリックで、ってのは軽すぎたりメタリックだったりとバランス良いのが見当たらない。あってもちょっと面白みに欠けるかな、ってのがあったくらいでなかなか見つけられないものだ。メタルの世界ってのはちょっとニッチすぎる部分あるし、気分じゃないからなぁ…と流して色々聴いてたら、ふとここに出会って行き着いた。そういえば書いてなかったかも?って。
Fleetwood Macの1969年リリースの3枚目のアルバムになるのか?「Then Play on」。昔聴いたんだけど全然よく理解できなくって。ピーター・グリーンとダニー・カーワンのギターってのは知ってたんで、ピーター・グリーン聴いてみたくて聴いたら、なんか違う音楽だった。ロック的でもないし、どうにも民族チックな印象があって、聞きにくい感じを持ってた。だからFleetwood Macを聴いてたのも本作以前までの作品ばかりで、このアルバムは後にポップ化するための布石アルバムだったと云う印象。だからピーター・グリーンも辞めちゃったんだろうな、と思ってた。実際は他の理由だったし、今改めて聴いてみればこれこそ初期Fleetwood Macの初のオリジナルアルバムだった、ってくらいの位置付けになるだろう。
サイケだな…。ギタープレイはそりゃもちろんそこだけ聴けば凄いものあるし、生々しく響くが、何と言っても曲が面白くない。ただ、ものすごく新しい音作りに向けて創意工夫を施していて、当時で言えばそれまでどこにも存在しなかったサウンドを生み出して体現している。その意味では革新的だし、ピーター・グリーンの才能ありきな世界が広がっている。コマーシャルな路線ではなかったけど。ギター的に聴けばブルース一辺倒から英国ギタリスト勢に影響されたかのような、それはトラッドフォーク畑だったりこの時代の周囲のギタリストだったりするのだろう。リフの作り方も個性的だし、曲の骨格もヘンなのが多い。革新的ではあるけど、なかなか評価されにくいサウンドだったんだろう。
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