Arch Enemy - Covered in Blood
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Arch Enemy - Covered in Blood (2019)

人の常識は多彩なものだ。自分がこういうもんだろって思ってても他の人には全然違っていたりする事も多い。常識って何?ってな話にもなってしまうんだけど、世間を構成しているルールって大半がそういうものだろうし、狭い世界になってもその最低ラインがあっての世界だろう。ところがそれを知ってて外れているのかそもそもそういう概念が無いのかよくわからない事も多くてねぇ…。趣味の世界になればそういうのがあっても良いとは思うが生きていく上でのお話になるとちょいと難しい。それが古くさいオヤジになっていくモンなんだ、って言う意見にもなろうかと思うが、だからと言ってなぁ…ってのもある。ま、人と接触しないってのが一番無難だが生きててそうもいかないだろうし、難しい世界に生きているモンだ。ただ、それは昔から同じ話なんだろうな。
ふとアマゾンを見ていたらArch Enemyの新作らしきものが出ていて中身を見ると何やらカバーアルバムになってる…「Covered in Blood」ってヤツでつい先日リリースされたばかりのコンピレーション盤らしい。どっかでなんか話題あったな、ってふと気づいたけど気にして無くってね。彼らのキャリアの中で幾つものカバー曲を歴代のボーカリスト達の好みもあってやってるのを全部まとめました、的なコンピ盤だからもちろん初期のヨハンのからアンジェラ、そして今のアリッサのも含めてのアルバム。結構カバーやってたんだな、って。それもTears for FearsからMike Oldfield、無名のパンクバンドからジューダスとか、知らないのまで含めて自分の範疇ではカバー仕切れないバンド郡が並んでいる。それでも面白いのは聴いているときちんとArch Enemyなサウンドになってるし、オリジナルです、っても通じてしまうであろうArch Enemy節の聞かせ方。見事なものだ。
Tears For Fearsのは確かにメロディそうだけどさぁ…、ってんだし、「Shadows on the Wall」ってアレだろ?ロジャー・チャップマンが歌ってたヤツだろ?それがこうなる??んでついでに「Breaking The Law」って?みたいな感じ。どれもこれもギターリフがArch Enemy風味になっててドライブするノリなんてのは一切無くって、どれもこれもデスメタルノリに変わってるし、当然デスボイス。リズム変えたりスピード変えたりギターソロを二本で鳴らしてったりとこのバンドって個性豊かなサウンドだったんだなぁとつくづく思う。Skitslickersのが多いから何だろうなぁと思ったら80年代初頭のスウェーデンのハードコアパンクバンドって、日本のハードコアパンク時代とほぼ同じ時期のハードコアパンクバンドだからそういう伝説的革新的扱いなんだろうな。リアルタイムだったらかなり衝撃受けたであろうことは想像に難くないからバンドのスタンスの一部になっているのもわかる。
メジャーバンドの曲のカバーもともかくながらマイナーバンドのものを昇華させてArch Enemy風味に仕立て上げているってのは初期から一貫しての姿で、そのセンスの良さは継続されてるというところか。案外聞きやすくて楽しめるアルバムになってるからハードなコレクター諸氏は全部持ってるだろうけど、適当なリスナーはこういうのでまとまってると聴きやすくて良い。なかなか妙な味わいで遊べる作品。

人の常識は多彩なものだ。自分がこういうもんだろって思ってても他の人には全然違っていたりする事も多い。常識って何?ってな話にもなってしまうんだけど、世間を構成しているルールって大半がそういうものだろうし、狭い世界になってもその最低ラインがあっての世界だろう。ところがそれを知ってて外れているのかそもそもそういう概念が無いのかよくわからない事も多くてねぇ…。趣味の世界になればそういうのがあっても良いとは思うが生きていく上でのお話になるとちょいと難しい。それが古くさいオヤジになっていくモンなんだ、って言う意見にもなろうかと思うが、だからと言ってなぁ…ってのもある。ま、人と接触しないってのが一番無難だが生きててそうもいかないだろうし、難しい世界に生きているモンだ。ただ、それは昔から同じ話なんだろうな。
ふとアマゾンを見ていたらArch Enemyの新作らしきものが出ていて中身を見ると何やらカバーアルバムになってる…「Covered in Blood」ってヤツでつい先日リリースされたばかりのコンピレーション盤らしい。どっかでなんか話題あったな、ってふと気づいたけど気にして無くってね。彼らのキャリアの中で幾つものカバー曲を歴代のボーカリスト達の好みもあってやってるのを全部まとめました、的なコンピ盤だからもちろん初期のヨハンのからアンジェラ、そして今のアリッサのも含めてのアルバム。結構カバーやってたんだな、って。それもTears for FearsからMike Oldfield、無名のパンクバンドからジューダスとか、知らないのまで含めて自分の範疇ではカバー仕切れないバンド郡が並んでいる。それでも面白いのは聴いているときちんとArch Enemyなサウンドになってるし、オリジナルです、っても通じてしまうであろうArch Enemy節の聞かせ方。見事なものだ。
Tears For Fearsのは確かにメロディそうだけどさぁ…、ってんだし、「Shadows on the Wall」ってアレだろ?ロジャー・チャップマンが歌ってたヤツだろ?それがこうなる??んでついでに「Breaking The Law」って?みたいな感じ。どれもこれもギターリフがArch Enemy風味になっててドライブするノリなんてのは一切無くって、どれもこれもデスメタルノリに変わってるし、当然デスボイス。リズム変えたりスピード変えたりギターソロを二本で鳴らしてったりとこのバンドって個性豊かなサウンドだったんだなぁとつくづく思う。Skitslickersのが多いから何だろうなぁと思ったら80年代初頭のスウェーデンのハードコアパンクバンドって、日本のハードコアパンク時代とほぼ同じ時期のハードコアパンクバンドだからそういう伝説的革新的扱いなんだろうな。リアルタイムだったらかなり衝撃受けたであろうことは想像に難くないからバンドのスタンスの一部になっているのもわかる。
メジャーバンドの曲のカバーもともかくながらマイナーバンドのものを昇華させてArch Enemy風味に仕立て上げているってのは初期から一貫しての姿で、そのセンスの良さは継続されてるというところか。案外聞きやすくて楽しめるアルバムになってるからハードなコレクター諸氏は全部持ってるだろうけど、適当なリスナーはこういうのでまとまってると聴きやすくて良い。なかなか妙な味わいで遊べる作品。
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