Artrosis - Live in Trojkais

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Artrosis - Live in Trojkais (2001)
Live in Trojkais

 ロックを普段聴いている人でもなかなか意識することの少ないポーランドのロックなんてのに惹かれてドドドッとまとめて聴いている日々なのだが、何となく知っていたつもりだったけど全然知らなかったことにも気づけたし、そこで刺激的なバンドにも出会えてじっくりと向き合ったりもしているが、こういう耽美的陰鬱的な中でのハードな発散みたいなのってやっぱり好きな人も多いんだろうと。自分もそうだけど、そのエネルギーとか開放感とか絶望感ってバンドが生々しくグルーブしていくことで出来上がっていくし、それを感じられるほどにプレイしてくれるというのもバンドの面白いトコロ。そんなのをマジマジと実感しながら味わった一枚。

 世界がゴシック・メタルという新たなシーンで盛り上がっていった頃、ポーランドからもMoonlightと共にArtrosisってバンドが世界に向けて旅立っていった、と言うかポーランドでは人気を二分していた、らしい。いずれも女性ボーカルで美しく憂いのある耽美感を出しながらまさにゴシックな味わいをメタル調のバンドサウンドに乗せての作品で、これがまた美しいんだな。そのArtrosisの方はゴシックメタルというジャンルが衰退すると共にバンドも消えていってしまったというのがある種潔くて印象が良いのだが、短い活動期間の中で二枚のライブアルバムをリリースいていたけど、その最初のゴシックメタル終焉期にリリースしたライブアルバムがこの「Live in Trojkais」で、2001年リリースの作品。

 冒頭から耽美的なムードとまさにゴシックな雰囲気でのライブが淡々と繰り広げられ、何のミサを聴いているんだろうか、って思うくらいの雰囲気。スタジオ盤とかよりも全然ムードが出ているのがライブの面白いトコロで、ただただこの陰鬱さに引き込まれていくような感触。やってる当人たちはそこまでのハズも無かったとは思うけど、何か良い雰囲気のライブだ。ドラムが打ち込みって話だけど、全然許される範囲の使い方だし、そもそもバンド的にそんなにそこがネックになるほどのドライブ感を持つワケでもないだろうからさ、むしろきっちりしてた方がトランス出来るんじゃないか、ってくらいだ。まぁ、ライブらしいアドリブなんかが出来ないというのはあるだろうけど。それでもこんだけのライブを展開していたってのは素晴らしい。久々にゴシック・メタルを味わった。



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フレ
Posted byフレ

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