Quidam - Sny Aniolow

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Quidam - Sny Aniolow (1998)
Sny Aniolow/Angels' Dreams


 プログレッシブ・ロックは時として極上のポップスを生み出す時がある。過去の事例からしてもそれはもう数多く存在していて、顕著なのはメロウキャンドルだろうか、どうしてプログレに入る?ってメロトロンだけだろ、って話だけど、プログレ部類になるのだな。そして極上のポップスを展開してくれている。また、スラップ・ハッピーもそうかもしれない。カンタベリーの右派にもかかわらず極上のポップスを聴かせてくれる先端プログレだった。若干ズレはあるもののAll About Eveも近いのかもしれないが、まぁ、結局むさ苦しいオトコが群がる世界に天使のように君臨するお姫様、すなわちアイドルがそこにいて、ちょいとメロディアスなのを可愛く歌ったらそういう位置付けになった、みたいなトコロだ。

 ポーランドから世界に発信されたバンドの中ではかなり初期の方になるQuidamのセカンド・アルバム「Sny Aniolow」は1998年にリリースされているが、最初のアルバムで話題を振りまいたフルート兼女性ボーカルが脱退してしまって、ある種看板をいきなり失ったバンドだったけど、せっかくなので、ってことで再配置してのセカンドアルバムが本作。結果的にプログレッシブ色、シンフォニック色はほぼ見事に抑え込まれてしまって、結果良質なポップアルバムが女性ボーカルの可愛らしい声で出来上がってしまったという作品。それでもQuidamってのはポーランドの雄になってしまった後なので上手く進んでしまったのか、はたまた音楽性が万人に受けていったから無事に残っていったのか…、んなことはないだろうから普通に楽曲が良かったのだろう。しかしそれがロックファンに受けたのは今度はなんでだ?って疑問は残るんだけどな、なんだかよくわからない。

 そういうの無視して聴いていると極上のポップスではあるけどしっかりと楽器がソロを奏でて展開しているし、フルートの出番も当然多いから単純にポップスではなくてロックの世界でのポップスというバランスが保たれているようだ。なるほど、それアリなのか、って感じで聴いているが、すごく良いです。何だこれ?ってくらいに良いです。キャッチーでポップスで雰囲気出してて、明るいし。ポーランドのくせに明るいんです。だから受けたんだと思うが、こんだけ明るい未来を聴かせてくれたら信じちゃうもん。もちろんポーランド語盤がおすすめね。









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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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photofloyd  
その後は・・・?

我が愛するQuidamなんですが、このところ話題がないですね(私が知らないだけか?)・・・・?。
現在はどうなっているんでしょうかね。
ちょっとポーランド情報調べたくなりました。

2019/01/21 (Mon) 11:41 | EDIT | REPLY |   
フレ
フレ  
>photofloydさん

最近のポーランド状況…、って意識してないんですよね。
まだ歴史漁りして楽しんじゃってます。

2019/01/21 (Mon) 21:20 | EDIT | REPLY |   

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