Satellite - A Street Between Sunrise And Sunset

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Satellite - A Street Between Sunrise And Sunset (2003)
ア・ストリート・ビトウィーン・サンライズ・アンド・サンセット

 昔からある議論のひとつにクリムゾンの「Earthboud」というライブアルバムをどう見るかがある。音の悪さが作品の悪さだ、とする向きと中身の凄さが音の悪さを遥かに凌駕するから名盤だ、とする向き。自分的には当然後者なのだが、確かに音悪いし何度も聴こうという気にはならないが、買うか買わないかで言えば買うワケだ。だからレーベル側としてはそれで良いだろう。ところが上記の議論はリスナー側の話で、とするならばアリなのか?って事。まぁ、一般的に受け入れられなくても好きな人が良いというならそれで良いんだろう、という事になるのだろうけど、普通のアルバムでもそういう事はありうるんだよな、と。

 ポーランドのSatelliteってバンドの2003年の最初のアルバム「A Street Between Sunrise And Sunset」。メンツからすると結果的にはCollageの再編成の名前変えバンド、になるようだが、面白いのは紆余曲折を経てからの再編成だったからか出てきているサウンドは結構異なっているあたり。自分的好みからしたらCollageはイマイチだったけど、Satelliteは全然OKなプログレバンドになる。この2つのバンドによる違いが自分の好みの違いになるのだろう。まずは白々しいシンセサイザーが無いってのは大きい。きちんとある程度完成されたシンセの音だからってだけだが。まぁ、それで聴いていると今度は不思議なことに音色からCamelを感じられてしまうトコロがまた鼻に付くのだが、この手のバンドの成れの果てとしてしょうがないんだろうな、という気はする。作品はもちろん悪くないです。

 10分オーバーの大作3曲が聴きどころだろうな、ってのは最初から分かってたけど、そのドラマ感はやっぱり見事なモノで、歌で盛り上げるなんてのは無くって、やっぱり演奏とアンサンブル、楽曲の構成によって起伏に富んだサウンドを出してきているのは当然ながら、牧歌的な雰囲気なんかもしっかりと音で表しながらギターが活躍しているのも聞きやすい。さすが百戦錬磨のバンド、と言わんばかりに自在にアルバムを作っている味わいを感じられる作品。






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フレ
Posted byフレ

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