Lebowski - Cinematic

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Lebowski - Cinematic (2010)
Cinematic

 ポーランドのロックを意識し始めたのはそう古い話でもない。Riversideを聴いてて何か物凄く惹かれるものがあって、なんだろ?って気になってて、じっくり向き合ってみたのが多分最初。その前もいくつかのバンドを聴いていたし、それはそれで気になったりもしたけど、研究するまでには至らなかった。まぁ、今でも研究する程にはなってないんだけど、幾つかのバンドを意識的に探して聴いてって探っていくみたいなことをするようにはなった。もっとも情報源がさほどあるワケでもないから結構困難を極める作業なんだけど、それでもいくつか見つかるし、ポーランドそのもののバンドサイトみたいなトコロを覗くとそれなりに色々分かる。はて、それでも自分はそのポーランドロックのどういう系統のが好ましいのか、ってのを探る旅ってのもあるんだよね。そこからはまた長くなりそうだ…。

 Lebowskiというもちろんポーランドのバンドの2010年デビューアルバム「Cinematic」にして、初めから架空の映画のサウンドトラックといいうコンセプトで作られた作品で、見事に非の打ち所のない程の完成度の高さを誇る類稀なる才能の持ち主のバンドと思われる。バンド活動自体のキャリアは長いので当然そういうコンセプトやスタイルに行き着いてからのデビューというだけに過ぎないだろうけど、それでもこの鉄壁サウンドは素晴らしい。基本インストものでホント、映画のサントラをイメージしたサウンドだから、所々のセリフらしい声や効果音的なのが入ってくる程度。

 サウンドそのものはかなり硬質なギターと柔らかいドラム、そこに各種効果音やバイオリンやピアノで色鮮やかにサウンドを醸し出している。簡単にいえばBGMレベル。ところがそこでポーランド特有のメロディ展開や旋律、陰鬱さを刺激するかのようなメロディで聴くものを惹き付けてしまうという深みはしっかりと持っているので、そこに取り憑かれてしまうかも。この求心力は凄い。ピンク・フロイドでしか出せなかったマジックがどうもポーランドのこの手のバンドには宿りやすいのかもしれない。そしてそのマジックが好きな自分には着実にその魔法に吸い込まれていってしまっていることを自覚している。単純にこのアルバム一枚を通して「無」になってじっくりと聴いてみるとどんだけ心地良いか…、お試しあれ。



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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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photofloyd  
その後は・・・・・?

 もう何年か前にポーランドものとして聴き入ったアルバム。その後このLebowskiなるバンドのアルバムが音沙汰ない。どうしているのか・・・・??
Big Lebowski なるものとの関係も追及せずに何年も経ってしまった。
 しかしこうしたアルバムが出てくるところが・・・・音楽の国=ポーランドですね。

2019/01/14 (Mon) 21:20 | EDIT | REPLY |   
フレ
フレ  
>photofloydさん

自分も昔photofloydさんところにコメントしていてようやく追いついたというトコロですが(笑)。
リアルタイム性を求めてないってことでしょうかね。
それでも良いモノ、面白いものは楽しめる、というか。

2019/01/21 (Mon) 21:16 | EDIT | REPLY |   

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