Ian Gillan Band - Scarabus
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Ian Gillan Band - Scarabus (1978)

そうして意外な方向性に話は進んでいく…。渡り鳥のようなミュージシャンは何人もいるのだが、その手のミュージシャンに一度訊いてみたいのが、自身の好む音楽性ってのと仕事でプレイする音楽性ってのはやっぱり気にしないものなのだろうか?という点。そりゃ仕事だから自分が出来る、貢献出来るって思えば自分が好きな音楽というのとは別にして引き受けて貢献する、という姿勢があるのは分かるんだけど、あまりにもその振れ幅が大きいと、果たしてこの人の主体性ってのはどう見れば良いんだろう?なんて思ってしまうからだ。別にそんなの気にする必要もないんだろうが、バンドという単位で聴いているとそういう嗜好性みたいなのってやっぱりあると思っててさ。
Ian Gillan Bandの1978年リリースの三枚目の作品「Scarabus」。何でまたそんなトコロから持ってくる?ってな話はもちろんジョン・グスタフソンの名前で色々と思い出す事があったからで、この初期三枚のイアン・ギラン・バンドのベーシストには堂々とジョン・グスタフソンがクレジットされている、というか参加していたので、あのブリブリベースが聴けちゃうんですよ。何かね、やっぱりここでも浮いてると言うか目立ってると言うか、こんだけハードなロックの中にありながら何でこんなファンキーチックなベースが入ってくるかね?って。それこそがイアン・ギラン・バンドのユニークな音楽性のひとつにもなっていったのだろうけど。
アルバム自体は結構なハードモノで、ファンキーなのとヘヴィなギターを織り交ぜたようなサウンドで結構尖ってるサウンドに、イアン・ギランのあの歌声が入ってきたりしての妙な作風、更にジョン・グスタフソンのベースだ。賑やかで騒々しいバンド、とも言えるのかもしれないが、これはこれで時代性を考えると多分周囲にはいなかったバンドのサウンドだったと思うから個性的だったハズ。しかもイアン・ギランってメジャーな歌手の名を持ったバンドだし、そこそこ聞かれていっただろうからもしかしたらシーンを取れた作風だったかも。実際そうはならなかったのがメジャーな音じゃなかったって事だが。それでも、結構面白い音を出してるんで何度も、ってワケにもいかないけど、挑戦的なアルバムとして楽しめる作品です。

そうして意外な方向性に話は進んでいく…。渡り鳥のようなミュージシャンは何人もいるのだが、その手のミュージシャンに一度訊いてみたいのが、自身の好む音楽性ってのと仕事でプレイする音楽性ってのはやっぱり気にしないものなのだろうか?という点。そりゃ仕事だから自分が出来る、貢献出来るって思えば自分が好きな音楽というのとは別にして引き受けて貢献する、という姿勢があるのは分かるんだけど、あまりにもその振れ幅が大きいと、果たしてこの人の主体性ってのはどう見れば良いんだろう?なんて思ってしまうからだ。別にそんなの気にする必要もないんだろうが、バンドという単位で聴いているとそういう嗜好性みたいなのってやっぱりあると思っててさ。
Ian Gillan Bandの1978年リリースの三枚目の作品「Scarabus」。何でまたそんなトコロから持ってくる?ってな話はもちろんジョン・グスタフソンの名前で色々と思い出す事があったからで、この初期三枚のイアン・ギラン・バンドのベーシストには堂々とジョン・グスタフソンがクレジットされている、というか参加していたので、あのブリブリベースが聴けちゃうんですよ。何かね、やっぱりここでも浮いてると言うか目立ってると言うか、こんだけハードなロックの中にありながら何でこんなファンキーチックなベースが入ってくるかね?って。それこそがイアン・ギラン・バンドのユニークな音楽性のひとつにもなっていったのだろうけど。
アルバム自体は結構なハードモノで、ファンキーなのとヘヴィなギターを織り交ぜたようなサウンドで結構尖ってるサウンドに、イアン・ギランのあの歌声が入ってきたりしての妙な作風、更にジョン・グスタフソンのベースだ。賑やかで騒々しいバンド、とも言えるのかもしれないが、これはこれで時代性を考えると多分周囲にはいなかったバンドのサウンドだったと思うから個性的だったハズ。しかもイアン・ギランってメジャーな歌手の名を持ったバンドだし、そこそこ聞かれていっただろうからもしかしたらシーンを取れた作風だったかも。実際そうはならなかったのがメジャーな音じゃなかったって事だが。それでも、結構面白い音を出してるんで何度も、ってワケにもいかないけど、挑戦的なアルバムとして楽しめる作品です。
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