Mick Jaggar - Goddess in the Doorway

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Mick Jaggar - Goddess in the Doorway (2001)
Goddess in the Doorway

 ロックスターの子供に生まれるってなかなか大変な人生なんだろうなぁ…。誰かの子供がそれなりに良い人生を送れているってのはあまり耳にすることはないけど、そんな事も無いのかな。さほど話題にもならない普通の人生を歩んでいる事が多いのか、金はあるから好きな事だけをして生きてるからどこかで名前が出てくるような事も少ないのか、まぁ、いずれにしても親を尊敬しているというようなお話は少なそうな気がする。一般的にどうかは知らないけどね。

 Mick Jaggarの2001年リリースの4枚目のソロアルバム「Goddess in the Doorway」。どことなく何かを振り返っているかのように哀愁っていうのでもないけど、ゴスペルチック、っつうのかガンガン前に向いてロックするぜ、ってアルバムとは対極にあるような出来栄えのアルバム。初っ端から否定的な事書いてるけど、これがかなり良作アルバムで、しっとりしていながら、そしてマイナーチックでもありながらエネルギッシュなスタイルでミック・ジャガーの独特なスタンスのアルバムでもなく、もっと一般的なスタイルに迎合したかのような楽曲が並んでいて、ストーンズからはかなり距離を置いた作品に仕上がっている。それでいての名盤、見事な才能の発揮ぶりとも言えるか。U2のボノとのデュエットやレニー・クラヴィッツの積極的な参加、そしてピート・タウンジェンドやジョー・ペリーの参加と話題は豪華にあるが、それよりも何よりも曲が良い。そこにこのスペシャルなゲスト陣営が参加するんだからそりゃ見事になりますな。

 難しいのはこの人クラスになるとどんだけ凄いアルバム作ってもそれが評価されて売れるというんでもないという事で、結果的にこのアルバムをひたすら聴くわ、ってな事で売れていくわけでもないって事か。アルバムは凄い良いよね、って話は出るけど、本来評価には結びついていかないというか…、それでも聞く人が多いんだからしっかり伝わっているんだから良いんだけど。しっかりロックしてます。それでいてやたら重みが伝わってくるのは信念、かも。これまでのどのソロアルバムよりも地に足着けて自分が何をしたくて何してるかきっちりと抑えているかのような見事なアルバム。普通に流してて格好良い作品に仕上がってます。



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フレ
Posted byフレ

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