Derdian - DNA
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Derdian - DNA (2018)

メタルを聞かない人には分かりにくいのかもしれないけど、今のロックの世界で最もバリエーション豊かなサウンドを奏でる事が出来て実験すらも出来て、更に何とでも融合出来る可能性があるのがメタルというジャンル。歪んだギターととてつもないテクニックを必要とするドラムやベース、更にスピードもリズムも含めて技術への挑戦という意味でもメタルが役に立っている。だからひとつのシーンが大きく形成されているけど、やはり万人が思う「うるさい」ってのはその通りなので、何を求めるのか、によって大きく好みが変わる。クラシック楽器を奏でる人でもメタルを聴いて挑戦しようと思ったらかなり面白くなるだろうし、今の所ジャズメタルってのは聞かないけど可能性はあるだろうと思える。ロックは融合の歴史、今その母体にメタルがあるというだけだ。ロック側ではあまり面白い融合が果たせてないからね。
Derdianというイタリアのバンドの2018年リリース作「DNA」。いわゆるクサメロと言われるバンドの作品で、自分的には結構この手の音は嫌いじゃないってのも分かったから何気なく聴いてるけど、やっぱりすごいメロディアスでボーカルも伸びやかに歌い上げてるから気持ち良さそう。コーラスもみんな気持ち良さそうだから聴いてても心地良い。メロハーとどう違うんだろ?やっぱりドラミングのスピードの違いくらいだろうか。いずれも綺麗なボーカルメロディラインと、正に歌手的な、歌い上げるパターン中心。バックは変拍子はほぼ無くて気持ち良くノリの良いビートでひたすら流れていく、毎日聴いてたら飽きるけどたまに聴くとこういうのっていいなぁ〜って思う。
このジャンルも結局は数多くのバンドが残らなかったけど、イタリア…強いな。もともとがこういう世界観のある国なんだろうかね。仰々しいのはお手の物なのでこのバンドもそのDNAを正に受け継いでいる。ギターのみならずピアノが所々入ってきたり、とにかく流れるように、ほんとに記憶に残らないくらいに音が流れていって心地良さだけを残す、みたいな美しい旋律の塊、正にクサメロ代表なアルバムで、もうお腹いっぱい。

メタルを聞かない人には分かりにくいのかもしれないけど、今のロックの世界で最もバリエーション豊かなサウンドを奏でる事が出来て実験すらも出来て、更に何とでも融合出来る可能性があるのがメタルというジャンル。歪んだギターととてつもないテクニックを必要とするドラムやベース、更にスピードもリズムも含めて技術への挑戦という意味でもメタルが役に立っている。だからひとつのシーンが大きく形成されているけど、やはり万人が思う「うるさい」ってのはその通りなので、何を求めるのか、によって大きく好みが変わる。クラシック楽器を奏でる人でもメタルを聴いて挑戦しようと思ったらかなり面白くなるだろうし、今の所ジャズメタルってのは聞かないけど可能性はあるだろうと思える。ロックは融合の歴史、今その母体にメタルがあるというだけだ。ロック側ではあまり面白い融合が果たせてないからね。
Derdianというイタリアのバンドの2018年リリース作「DNA」。いわゆるクサメロと言われるバンドの作品で、自分的には結構この手の音は嫌いじゃないってのも分かったから何気なく聴いてるけど、やっぱりすごいメロディアスでボーカルも伸びやかに歌い上げてるから気持ち良さそう。コーラスもみんな気持ち良さそうだから聴いてても心地良い。メロハーとどう違うんだろ?やっぱりドラミングのスピードの違いくらいだろうか。いずれも綺麗なボーカルメロディラインと、正に歌手的な、歌い上げるパターン中心。バックは変拍子はほぼ無くて気持ち良くノリの良いビートでひたすら流れていく、毎日聴いてたら飽きるけどたまに聴くとこういうのっていいなぁ〜って思う。
このジャンルも結局は数多くのバンドが残らなかったけど、イタリア…強いな。もともとがこういう世界観のある国なんだろうかね。仰々しいのはお手の物なのでこのバンドもそのDNAを正に受け継いでいる。ギターのみならずピアノが所々入ってきたり、とにかく流れるように、ほんとに記憶に残らないくらいに音が流れていって心地良さだけを残す、みたいな美しい旋律の塊、正にクサメロ代表なアルバムで、もうお腹いっぱい。