Striker - Play to Win

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Striker - Play to Win (2018)
Play to Win

 昔のロックバンドだったら10年もやってたら大したモンで、それだけで歴史を作ってたLed ZeppelinやBeatlesなんてのもあるワケだし、10年という時間はそれだけの重みと長さがあったものだ。ところが今の時代、アルバムデビューして10年やってます、ってのも、だからどうした?ってレベルの知名度や人気、存在価値や扱われ方なんてのがある。全くどうなってるんだ?って言う気がしないでもないけど、それも分からんでもない、ってのが悲しい。要するに物量がありすぎるんだよな。バンドの数が星の数ほどあるからリスナーの好みがニッチ化してってビッグなバンドってのが出にくくなってるし、昔の大物はまだ存命中だし、そう考えていくとかなり飽和状態なんだよね。ただ、悲しいかな消耗品でもあるから常に新しいのは求められるという事実、歴史に残る消耗品、なんだけどな。

 カナダのエドモンド産のStrikerが投じる5枚目のアルバム「Play to Win」はもうアルバムデビューして8年経過して5枚のアルバムまでリリースしているのだが、どんだけその地位と名誉を授かっているのだろう?この5年くらいに出てきたバンドと同じ様な扱いや並べられ方で、例えばNWOTHMの〜とかに紛れて形容されるのだろうけど、キャリア結構皆違うんだよね。それでもシーンに出てからがリスナー側のキャリアだから同じ括りで形容される、それも良いこともあるから必ずしもそこから逃れる必要もないが…。いや、何だっけ?このアルバム、その8年キャリアバンドの力作でもあるから当然洗練されていて格好良い。往年のメタル、っつうかハードロックっつうか、この辺のバンドの音って面白いなぁって思うのが、メタル的でありながらもパッション的にはロック、という感じでその融合が新しいってのかな、そこにロックの初期衝動が加わるという美味しいところ取りなワケ。だから新しく聞こえてくる。

 案外ありそうで無いと言うか、あるんだけどエッセンスが変わってきてるということが分かってきた。バンド側もそういうのが洗練されてきて、面白い音になってきてる。穿った言い方しちゃうと、ギターソロももっとあって良いんじゃないとか曲ももっと展開作って良いんじゃない、とかね、サビとかこだわらないでさ、メタリカみたいにやっちゃえば良いのに、とか色々あるけど、そういうのも含めて個性とキャッチーさみたいなのをバランスよくブレンドさせている感ある。カナダのバンドだからヨーロッパ的な方向には向かないだろうからなぁ、それでこんだけストレートに進むってのは分かる。ん、単純にカッコよく楽しめます。





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フレ
Posted byフレ

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